ざくざくアクターズ登場人物紹介18 かなづち大明神

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ざくざくアクターズ-まとめwiki - かなづち大明神

プレイ動画10で初登場。

特徴としてデカい。他キャラを圧倒する物理ボリューム。

このゲームの作者・はむすた氏の過去作品「らんだむダンジョン」は今作と世界観を一部共通していますが、中でも一番縁が深いのは。このかなづち大明神(通称かなちゃん)でしょう。なんせ過去作の主要キャラの性格をそのままトレースしているので。

らんだむダンジョンのかなちゃん、かなづち妖精は、主人公のいる村に住み着いた鍛冶屋の妖精。小さな体に可愛らしいルックスながら頭の中ピンクのセクハラ妖精でした。

そんなかなちゃんから可愛らしさを引いたのがかなづち大明神なのでした。抜いちゃダメだろ、それは。

可愛さのオブラートが解けた今作はセクハラに生々しさがプラス。なんせ妖精たちの神的存在(かんなぎのナギ様的存在)なのだがそのあまりのセクハラっぷりに妖精たちから追放されるという。洒落になってねえ。その後ハグレ王国と妖精たちの中を取り持ったドサクサに紛れてハグレ王国に参加、ハグレ王国の女性たちを性的な目で見る活動に従事。かなちゃんのセクシーに対する探究心が僕達プレイヤーに登場人物たちのシコリティを意識させてくれる重要キャラなのだ。

何気に王国の窮地で活躍すること多数。腐っても神的存在。

戦闘的には多彩かつ高威力な物理攻撃を繰り出すんだけど、状態変化に対する耐性が低いというのはあまりにネックで扱いづらいという印象。

ざくざくアクターズ登場人物紹介17 ヘルラージュ

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ざくざくアクターズ-まとめwiki - ヘルラージュ

09で初登場。

悪の秘密結社のボス。ただしひとり。今はひとり。

その後ハグレ王国に合流することで戦闘員も増え、

秘密結社とヘルラージュとなかまたちに進化する。

強くなるために悪に憧れ無理して悪ぶっているのだが、隠しきれぬのがそのヘタレっぷり。猛者の集うハグレ王国の中で珍しい小市民的役回り

ただし、「悪に憧れる」その背景には結構シビアな過去があったりする。

戦闘能力は強力で優秀。強力な全体攻撃、盤石の回復呪文、補助によって仲間の攻撃を超強化など、八面六臂の大活躍をしてくれる。攻撃属性がマイナーな風属性であっても問題ないくらいだ。

大技ばかり覚えてTP0消費技が最初なく、魔法使いなのに通常攻撃せざるを得ないという悲しきプレイングをしがちなので仲間にしたらまず汎用性の高い技を巻物で覚えさせよう。レイジングウィンド必須。

ざくざくアクターズ登場人物紹介16 シノブ

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プレイ動画08で初登場。

だいぶ間が開いてしまったざくアカキャラ紹介である。

シノブ。この物語の焦点。AKIRAでいうとこのAKIRA

あどけない少女ながら「魔道の巨人」と恐れられる帝都の天才召喚士。

彼女が暗躍し、それがデーリッチたちハグレ王国に、ひいては大陸に影響を及ぼす。

物語の核となる人物。

その意図は物語の終盤に明かされる。それまで彼女はたった一人、自分の信念のために一人孤独な戦いを続けるのだった。

彼女を突き動かすのは自責の念であり、なんか暗くて幸薄そうな感じが物語が進む度に根強く。実際酷い目にあってしまい、後半のリョナ展開には(リョナ言うな)ハラハラすることでしょう。なんというか根っからの不幸体質的な。

それでいて結構お茶目な性格だったりもする。親友であるエステルの正反対な明るい性格に救われてたところがあるのだろうなと。

一人でハグレ王国に対抗するくらいなので、その力は絶大。メラゾーマではないメラだとか言い出す勢い。例を挙げるとハグレ王国民8人がかりで相手をしたモンスターを彼女一人でさっくり倒す程度。ただしフィジカルは普通で、野生児揃いのハグレ王国民に気圧されたりする。

仲間になる時にはその絶大な力がスケールダウンするのはお約束だ。

みつあみ黒髪おさげという、世が世なら確実に図書委員であろうその風貌。

イメージの通り古文書とか読み解いたり研究を本にまとめたりする。

ざくざくアクターズ登場人物紹介15 エステル

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ざくざくアクターズ-まとめwiki - エステル

プレイ動画07で初登場。

雑感02でも色々書いたけど、もう一人の主人公的存在。

「各地で暗躍するシノブと、その謎を追うエステル」という軸は物語を大きく左右する。

そもそも召喚士協会の中でもとっつきにくそうなシノブとメニャーニャ(第三章で登場)と深い仲な時点でその人徳が分かる。

明るくて気さくで都会的で行動的。

ハグレでないにも関わらず、イジったりイジられたりで王国の中心的存在に。

召喚士としての能力も優秀で、デーリッチの危機を救う活躍をするなど。

能力は炎使い。MP消費だけで強力な全体攻撃を連発できるキャラというのはこのゲームでは限られているのだが、その筆頭が彼女。大体燃やせばいい。ボス戦向けの強力な大技もあったりで、戦力的にかなり優遇されている感ある。MP消費が早いけどそれは優秀な技を連発できる証。

ざくざくアクターズ登場人物紹介14 ゼニヤッタ

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ざくざくアクターズ-まとめwiki - ゼニヤッタ

プレイ動画06にて初登場。

悪魔のお嬢様。

追い剥ぎしていた所ハグレ王国に討伐され、デーリッチに忠誠を誓った。

王国に仇なす者に対して時折見せる残虐さに、悪魔としての本性を垣間見させる。

基本的に舐められがちなデーリッチだけど、ゼニヤッタだけは謙遜した態度を取るのでその役割は重要。主に茶番時に。

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茶番に付き合うゼニヤッタの図。

戦力としては氷アタッカー。ポケモン的にはメジャータイプだけど、今作ではあんまり通りは良くない。が、ゼニヤッタは自力で「相手の氷耐性を下げる技」を持っているので単騎で広く責められる。また、唯一(だよね?)「MP回復技」を持っているので、ダンジョンでのレベル上の際などにMP回復アイテムなどを消費する必要がないのも大きい。「優雅で残酷」という彼女にピッタリの戦闘アニメのハマリっぷりも含め、個人的に贔屓にしているキャラの一人。

ざくざくアクターズ登場人物紹介13 アルフレッド

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ざくざくアクターズ-まとめwiki - アルフレッド

プレイ動画05で初登場。

幽霊騒ぎを調査していたハグレ王国と出会ったゴーストハンター。

ジーナの弟であり、後に仲間になるジュリアの幼馴染。

彼女らに頭が上がらず振り回される。とんだラブコメ主人公野郎である。

そもそもゴーストハンターになったのも好きな女を追いかけるためだし。

ただ男女ラブコメ展開のないざくざくアクターズ、描かれるのは百合百合しい世界であり、アルフレッドの立ち回りとしては腐女子の王国民の妄想の糧になることだけであった。

名前の通りゴーストに強い。アンデッドは多く出るので活躍の場は限られながら確実にある。同じくアンデッドに強い炎使いの汎用性に関しては、まぁドンマイとしか。即死攻撃対策とかもできますし。

ざくざくアクターズ雑感02 第一章まで

 雑感01

動画08までがこのゲームの第一章となる。

全部で第四章なのでこれで全体の1/4、ではなく、章を経るごとにボリュームは増えるのでせいぜい1/10行ってない程度である。この膨大な物語の序章がやっと終わったに過ぎない。

 

ハグレ王国の仲間集めは順調に進み、少人数ながら近隣の町村からも一目置かれるに存在になっていく。今のところ順調なハグレ王国。ただ、勢力が拡大し目立つことで新たな問題に直面するのではないか、そんな危惧が参謀ローズマリーの片隅にあった。

 

そんな中、ハグレでない人物が王国にやってくる。「裏主人公」とも称される召喚士のエステルだ。

ハグレ王国が属する大陸の最大勢力「帝都」の住人。召喚士の力で地域にはびこる魔物をゼロにすることを目的とした「ゼロキャンペーン」の一環で王国にやってきた。 

その後、彼女が所属する召喚士協会のゴタゴタした陰謀に巻き込まれる形で、追われるようにハグレ王国に参加する。陰謀の標的は彼女の上司であり親友のシノブ。有能が故に敵が多い彼女は協会内で目の敵にされることも多く、敵対勢力の策略にエステルは利用される。

 このゴタゴタは、後の王国、ひいては大陸を揺るがす事件に発展していく。

また、ゼロキャンペーンを発案しエステルと共に行うシノブにも、隠された意図があった。エステルが帝都から離れている間、シノブも一人暗躍することに。以後、シノブとそれを追うエステルという物語の一つの軸ができる。

 

 ゼロキャンペーンを通して物語世界の設定が語られる。

「この世界」と「魔物がいる異世界」。この世界には多くの並行世界が存在している。その境界に穴ができ、異世界から魔物やハグレがやってくる。

では何故「この世界の住民」が「異世界」には行けないのか?異世界とこの世界を分けるものは何なのか?本当に行けないのか?

まだ解き明かされてない世界の謎の解明に、シノブは一人先を行っている。

 「作者以上の知能を自キャラに与えられない上で、天才キャラをどう描くか」問題というのがある。「作者が世界設定作って、それを他の人は知らなくて、でも天才だけはいち早く解き明かす」ってのは、それを描く1つのスマートなやり方だなと。

「魔道の巨人」という大仰な二つ名にふさわしい存在感で、、「その才能がゆえに疎まれ恐れられる」という設定に説得力がある。

世界の謎、シノブの意図、召喚士協会の陰謀…物語が進むに連れこれらの要素は複雑に絡み合い発展していく。