イッカテラキ構築の考察メモ
この記事は
ポケモンダブルバトル、テラキオン+イッカネズミによる袋叩きコンボを中心とした構築を検討するうち、考えが煮詰まってきたのでメモを公開することで考えをまとめる。なんかの拍子でアドバイス来てほしい。なお受け入れるとは言ってない。
現状マスターボール級で、勝率5割が遠いところにいる。
・基本コンセプト
- いわゆる「エルテラ」と呼ばれるエルフーン+テラキオンの並びで、エルフーンが味方のテラキオンに袋叩きを打つことで攻撃力を+4にして、相手を一気に粉砕するコンボ。
- 参考記事:今日のエルテラ【SVダブル/レギュレーションF】 - かすてぃらいぶらりー
- 袋叩き起動役を、上記事にあるエルフーンからイッカネズミに変更している
- 今年からダブル参入して、立ち回りなどに自信がないため、とりあえず強力なコンボを押し付ける動きを勉強しようとこれを選んだ。
・基本の立ち回り
- テラキオン+イッカネズミでコンボ発動、袋叩きによりA+4にして一気に攻める
→テラキが相手の攻撃をすかすためにゴーストテラスを使うと、さらに弱点保険が発動してA+2になる。 - 生存したイッカネズミor水オーガポンがこの指とまれでテラキオンを守る→テラキオンフリーで攻撃を続ける
- テラキよりSで上を取れる&全体攻撃でこの指を無視できる相手(ハバカミのマジカルシャインなど)には、トルネロスの追い風でサポート。
・イッカネズミ採用のメリット エルフーンに比べ
- 弱点が格闘のみで、生存力高い(エルフーンは毒・鋼・炎・飛行・氷と多い)
- フレンドガード・この指とまれによりテラキオンの生存補助ができる
- いたずらごころでないため、イエッサン、リキキリンに挑発が打てる(環境に多い+トリルされたらしんどい+エルフーンだとすることがなくなり腐る)
- A無振りでもねずみ算による打点がエルフーンよりは期待できる
・デメリット
- テラキとの並びが格闘弱点で一貫→初手ウーラオスが重い
→裏に水ポン、ハバカミなどで対策も、読み外した際のリスク高し - エルフーンだとできる追い風の補助が不可
- エルフーンの電光石火アンコールコンボによる先生岩雪崩コンボができず
・袋叩きコンボの防がれるケース
・水ウーラ対策
・ゴーストテラステラキについて
- 上記の構築記事で特に参考になった所
- 袋叩きで弱点保険発動
- 猫だまし対策(最近減ってる?)
- 特性&体制で、テラス発動前に悪技が来る確率は低い
- ゴースト以外だと水ウーラ対策で草か?
→その場合アイテムは岩↑とかか。
-
・イッカネズミ→ゴーストテラスに
- しかしいつ切るか?なるべくならテラキ生存に使いたいが…
・水ポンの努力値
- HAはどうなのよ。この指の重さを増してるので、耐久振りもあり?ハバカミやガチグマに圧をかけたいが、どうせ確一にはほとんどならないしなぁ
・裏から出てくるキリンガチグマに対して
- イッカネズミは基本先発。基本2ターン目には死ぬ。
後発トルネロスが挑発を打てないのは要検討
→「味方に怖い顔」で対処しようとしたが…最遅ガチグマは一度怖い顔をしたくらいじゃなかなか抜けない。 - 「いたずら心でない挑発枠」が必要か?しかしいたずら追い風が必要な場面もあり…
- キリンに挑発+ガチグマに大ダメージ+ブラッドムーンを一発耐えうるのは…悪ウーラか?
- 追い風を切り、素早さはハバカミのこご風で補うか。
・ワイドガード枠ほしい。
- 想定されるのがカラミンゴで、袋叩きテラキと特性の共演(競演?饗宴?)の相性も良い。しかし共演ならスカーフにしたい気持ちもあり…
- ワイドガード枠にテツノブジン?挑発をS116+ブーストで打て、陰打ちである程度ハバカミにダメージ。悪ウーラオスとの選択。
- この指とワイドガードの両立→ドーブル
・裏選出について
- ハッサムはハバカミ意識。
→悪ウーラ・カラミンゴに変更はハバカミに弱い
→キリンイエッサン警戒するなら虫技orはたきおとす必要だよなぁ
→ダブルウイングは選出されがちなバレル・ウーラあたりを意識したが、そんなんトルネロスに任せとけな気もする。 - ハバカミは思考停止で入れてる。「ふいうち耐え調整して眼鏡」とかのがいいんだろうか。環境をまだ全然わからないので、細かい調整がわからない。
→ここをエルフーンにしてもありか?トルネに代わる追い風枠で、こいつの代わりにイッカネズミが出てきたら、袋叩きコンボへの警戒を抑えられるかも。
いかがでしたでしょうか。
レギュレーションF途中 ダブルスーパーボール級到達 晴れパ
いわゆる構築記事。
普通はレート戦で結果を出した人が書くやつなんですが、生まれて初めてダブルのレートに潜り、現在進行形で四苦八苦している現状を書き記しておくことが、未来の自分の役に立つかもなということで書き記しておく。
勝率4割台のクソ構築なので世間一般的な価値は全くない。間違ってこの記事に迷い込んだあなたは、早くロトポータルに帰りましょう。
◆コンセプト
→エルフーンで日本晴れ+追い風を張り、葉緑素フシギバナと鉢巻きエンテイで上から殴る。
◆各ポケモン紹介
■エルフーン
- HSぶっぱ。こいつにS必要なのか?わからない、俺は雰囲気でポケモンをやってる。
- 飛び交う猫だまし対策の隠密マント、重宝したけどその分晴れが短くなって…
- 晴れにするなら日照りのコータスを使うべきでは→コータスだと+トリルだろうけど、S0厳選がめんどくさくて…(厳選が嫌いすぎてしばらくポケモン辞めてた)
- レイドで捕まえてからずっと飛行テラスのままなんですが、テラス切ったことないし意味がない。こいつは日本晴れor追い風晴れれば死んでもかまわないとこあるし。
イエッサン+テツノカシラが辛いので悪テラスもあり?いたずらごころ対策にもなるし。いやしかし、テラスするほどのことか? - サイコフィールド化でいたずらごころアンコールを封じられてしんどいという場面が多々あった。悪ポケモンにアンコールしたりした。ダブル云々以前にポケモン無知か?
■ガオガエン
- HDぶっぱ。おそらくテンプレ型。
- 威嚇と猫だましで場をこねくり回せる便利な子。あと雑にはたき落とす。使いこなすためのプレイングが足りてないのは、まぁ今後経験を積んでいくということで。
- テンプレだとやけっぱちよりフレドラのほうが良いとあった。たしかにやけっぱちの攻撃2倍が発動する場面はすくなかっらし、反動で死んで困る場面より威力が欲しい時のほうが多かった。
■フシギバナ
- こいつを使いたくて組んだパーティ。臆病CSぶっぱ。
- 技に悩んで色々こねくった。せいちょうをうまく積めなかったり、テラスで炎対策したほうがいいのかなーとか思ったり。
- せいちょうがあるならなおさら、ソーラービームよりギガドレの方が良いんだろうけど、なんか「晴れパでソーラービーム撃ちまくる」って憧れあったんすよ。
- 結果、後出しペリッパーの前に置物になるのであった。
■エンテイ
- 威嚇と猫だましが飛び交うダブルで、今後覇権を獲るのは精神力+強力な技範囲のエンテイ、という噂を信じて、実際強かった。陽気ASぶっぱ。
- 晴れ+聖なる炎、ノーマルテラスすてみタックルが通ればなんとかなる。数少ない勝ち試合はこいつが活躍して取れた。
- 逆を言うと、こいつが機能しないとしんどい。
- 相手の炎対策が薄すぎるパーティであり、こいつのストーンエッジ頼りな場面が多かった。エッジの命中力は気にならない、そんなもん、5割以上勝てるようになってから気にするものだと思う。
■ハバタクカミ
- 炎対策でウネルミナモを入れたはずなのに、いつのまにかこいつがメンバーに入ってた。岩テラスパワージェムはせめてもの悪あがき。鋼の一貫?ハハハこっちは晴れパだぜ?→テツノカシラにボコられる、と。
- こいつの調整はセンスと知識が求められるんだろうけど、ダブルの環境なんてわかるわけもなく、男は黙って臆病CSぶっぱである。タスキ持たせりゃええんやろ?
- +晴れブースト+追い風と、僕はこいつをどんだけ早くしたいんだ?テッカニンでも相手にしてるのか?
- ダブルなのにこいつしか守る持ってないのどうなんですかね。
■メタグロス
- なんで晴れパに鋼が?→テツノカシラ対策ほしい、ヒードラン持ってないなどのやむを得ない理由で…
- どーなんだろーなー、わかんねーなーと思いながら、晴れ展開をしないときは入れてて、そういう試合は大概負けてた。駄目じゃねーか。
- 追い風パならS調整した方が良いだろうけどあんま考えてない、シングルからの流用のいじっぱりHA。
- フルアタならチョッキの方が良いかなー。
◆困ったこと
- ・日照り、雨降らしに天候合戦で後れを取る。素直にキュウコンとか使った方が良いのかしら?
- イエッサン+テツノカシラのサイコフィールドサイコフォースがしんどすぎる。ウネルミナモを一発で倒されてから構築の迷路に迷い込んだ。なんで晴れパで鋼にボコられるんだよ。イーユイで燃やせば良いのか?→炎が多すぎるからガオガエン外して、代わりにゴリランダーとか?フィールド書き換えもできるし→晴れパで草2体はしんどいからフシギバナ外す?→今度は水が重くないか?カシラのテラス大体水だぞ…(以下無限ループ)
- これテツノブジンとかでなくカシラなのなんでなんすかね。何もわからん。
- テラス使いこなせないなーとか、地震一貫しすぎだろとか、色々迷ってきりがない。ただ、わけわかんなくて迷走していること自体が、今すっごく面白い。来月以降レンタルパで立ち回りに慣れるとかはアリとは思うけど、とりあえず今月は自力で暗中模索してみようと思う。
つけ麺買って食った こんな味だったけな
昼過ぎに変なテンションでツイートしたとりとめのない文章のまとめ。
仕事明けの暴食、自分を甘やかしてるのか罰してるのかわからなくなるな。
思い出のラーメンを久しぶりに食べながら、東京に暮らしていることについて頭の中がグルグルしてた。
よく「地方は余所者に冷たいけど東京はそうでもないよ」と言っているけど、それは我ながらバイアスがかっていて、最近の事件でも「東京に行って馴染めなかった」というつまづきは普遍的にあるもんなんだと思う。
僕のような、意図せずに地方に行ってそこで馴染めないよりも、目的やら夢やらを持って上京した地で馴染めなかった時のしんどさ、裏切られたような悲しさは、比べ物にならないんだと思う。
地元が嫌でなんとか飛び出した東京(正確には川崎だけどまぁ首都圏よ)で、にも関わらず社会に出てつまづいて、結局実家を頼り地元に戻り、そこで一人ぼっちのような気分になったニート時代、あれは今思い出してもしんどかった。
数少ない娯楽の1つに、東京の有名なつけ麺屋の支店が、地元の何故かヘンピな場所にあって、そこに通うことだった。東京の味を食べながら、いつかまた戻りたいともがいてた。
それから何も成し遂げられず、ヤケクソで上京して幾年が過ぎて、つい先程久しぶりにその思い出のつけめん屋(東京の支店)で食べたんだけど、「こんな味だったっけな」となってしまった。
好みが変わったのか、これまで食べたラーメンが味覚を変化させたのか。なぜだかわからないけど、あの時夢中で食べた空虚な日々が、なんだか更にボヤけてしまった気がした。 ノスタルジーに浸るのが下手だな、と。結局、過去を貶しながら生きていくしかないのかな。
地元を愛することが地方公務員の前提という話を見かけた。僕が地元から脱出する手段に選んだのは公務員試験だった。周りの志望者は皆地元を希望する中、僕だけが東京を目指していた。
最終面接まで行き着いた末に、「でも君ヨソの出身でヨソ在住だよね、なんでウチに来ようとしてるの?」とツッコまれた。他の応対には手応えがあったと思ったが、最終面接は落ちた。
余所者は弾かれるシステムなのかと思ったりもしたが、あれは「地元も愛せないやつがウチの自治体にも愛着持って働けるの?」という問いかけだったのかと今更ながら思う。僕はその問いに答えることはできなかった。
今東京に暮らしているのも、好みに合わなくなったつけ麺を食べたのも、今でも組織に馴染もうとしないのも。 すべての噛み合わなさが噛み合ったような感覚が降ってきた。そんな薄暗い昼下がり。
Vtuber・音霊魂子さんにガチ恋しました
この度、人生で初めてガチ恋をしました。
詳しく説明します。
Vtuber企業「あおぎり高校」の「音霊魂子」(おとだまたまこ)さんのASMR配信を聞きながら就寝する日々を過ごしていた所、彼女からリスナーに向けられた「好き」という言葉に心が満たされている己を自覚し、「この人のことが好きだ」と思うに至った次第です。
いつも元気に動画や配信でリスナーを楽しませてくれる彼女が音霊魂子さんです。
◆Q:ASMRって?
A:ググれ→ASMR - Wikipedia
要は「気持ち良い音を流す配信」のことであり、気持ちよさって人それぞれなので配信内容も配信者によります。
物を鳴らしたり切り刻んだり咀嚼したり、言葉を投げかけたり機械音を流したり、中にはスピリチュアルだったりセクシャルだったりします。
Vtuberグループ、あおぎり高校は、ASMRに長けたVtuberが多く存在し、「ASMR高校」と別称されるほど。*1
Vtuberとしてのキャラを活かし、かつ普段のワイワイガヤガヤな空気とはギャップのある、雰囲気のあるボイスで癒しとちょっとのエロを届ける、そんな配信を得意にしています。
そのグループの実質的なリーダー・音霊魂子さんにガチ恋をしました。
◆あおぎり高校のこれまでと最近の経緯
元々あおぎり高校と魂子さんについては、「ピーキーなことをやってるおもしれーグループ」として、多くのグループ・個人と同じように「お気に入りの一つ」として見てきました。以下に書いてきた紆余曲折そのものが、無責任ないちリスナー視点で見るとエキサイティングで面白かったのです。
こういう過激なネタとサムネも「あおぎりらしさ」を感じる動画です。
19万人登録VTuber音霊魂子さん ASMR配信で人気獲得、支援者限定の1対1通話が好評 「ファンが喜んでくれることをやる」|クリエイターエコノミーラボ|note
最初ゲーム動画やってたら姉妹グループの炎上もあって配信へ活動を切り替え、過激な耳舐めASMRで脚光を浴びたら性的過ぎると規制をかけられ。
そんな紆余曲折をネタにVtuberあるあるネタのショート動画を上げ出したらそこで一気にバズって(参考1 参考2)、グループ全体の注目度が上がり。
現在最も再生されているショート動画は300万再生されています。
さぁココからだというタイミングでASMR全非公開という憂き目に。ジェットコースターすぎる。
非公開の理由はYouTubeの規約変更です。
YouTubeの規約改訂の影響で、VTuberの「ASMR」動画が非公開対応になる事例が発生 - MoguLive
「未成年者はASMR配信をしてはいけない」という規約が明記され、ヴァーチャルながら「高校」と名乗るあおぎり高校も規約に引っかかると判断される可能性があるという危惧の元、一旦動画の公開を止めるという判断がされました。
その後、6月25日の配信にて、今回の規約があおぎり高校に引っかかるものではないという返答があったため、ASMRアーカイブの順次再公開が決まりました。仮想の設定で生きるVtuberならではの奇妙な騒動も、これで一件落着一安心。
本件につきましてYouTubeサポートチームから返答がございましたので報告させていただきます。
— あおぎり高校職員室 (@AogiriHS) 2022年6月24日
未成年者が出演するコンテンツとしてASMRを投稿してはいけないとのことでしたが、現状グループ名としてあおぎり“高校”と名乗っていても出演者は未成年として判定されておりません。(続く) https://t.co/SqqeMWWK4m
ということで、この話は解決済みなんです。ここから先は、この空白の3週間の間に恋を自覚した僕の個人的な話に過ぎません。
◆ASMRにハマっていった俺物語。
はじめは他の配信・動画を見ていた流れで、彼女の一番の売りであるASMR動画も見始めました。これまでろくにASMR動画というものを見てきてなかったので、鮮烈な体験でした。
リスナーを恋人に見立て、ベッドで一緒に横になりながら「甘やかし」や「ヤンデレ」などのコンセプトに沿った愛の言葉をささやくというのが定番の流れ。
正直、「これは良いものだな」と思いました。「可愛いな」と思いました。興奮しました。
これまで、こういう「音声もの」にハマれなかった過去が僕にはありました。音声作品内の登場人物に向けられた言葉にのめりこめなかったのがその理由だったんだと、今になってわかりました。
しかし、魂子さんの配信は、「Vtuberとしての配信を通して知った彼女」が「リスナーである俺たち」に向けた言葉でした。その没入感は、自分のフィルターを簡単に貫通しました。もちろん、声が可愛いし臨場感があるという技術としての高さも根底にあります。
これまで「音霊魂子のASMR配信を聞きながら眠る」というのを数日おきにしてきました。*2それが突然できなくなって、同時にひどい不眠が来ました。「ASMRがないと眠り辛くなってるんだな」と感じました。
ASMR配信をしているのは当然あおぎり高校だけではありません。他の好きなVでASMR配信をしている子、もっと有名なASMR配信者もいます。ですが、他の配信を見る気にはなれませんでした。
「魂子さんが「好き」って言ってくれたのに、他の子を見に行ってはいけない」という気持ちになっていたのです。実際、他の子の配信を見に行って、何か悪いことをしているような、魂子さんを裏切っているような、そんな妙な気持ちに陥ったのです。
信じがたい考え方ですが、ただのリスナーで、彼氏でも何でもないのに、「浮気をしている」ような気持ちになったのです。
あくまでリスナーとして、ただ配信を見ていただけなのに…自分の中の異常を自覚した時、「あ、これ、好きになってるんだ」と理解しました。
こんなことは生まれて初めてで…今まで、何かしらを好きになって楽しんでも、恋愛感情を中の人に向けるなんてことをは経験なかったのです。それが「自分はガチ恋をしているんだ」と自覚した時、自分の中に衝撃が走りました。え、自分と直接かかわりのない、配信者だよ?今までアイドルとかでガチ恋してる人のこと、理解できないって思ってたじゃん…でも好きになってるよ、それは実体験として事実なんですよ。
だって、僕に「好き」と言ってくれたんですよ。だって、僕に「好き」って言ってくれる人、初めてなんですよ。
今まで恋愛経験もなく、お金を払って女の人と話したり、作品を通して女性キャラを視聴したり…でも、彼女らは当然ながら、「「僕」に向かって「好きだ」とささやく」なんてことはしません。あたり前ではあります。
例え対リスナーというマスに向けたものでも、その中の1人である自分に向けた言葉だった。それがこんなに心を動かすものなんて、知らなかったんですよ…
「別に他のASMR配信者も好き好き言うやろ」じゃあないんだよ。僕は音霊魂子以外のASMRを聞くことは「浮気」だと思ってる。本気で思ってる。愛を囁いてくれる人は一人だけでいい。好きな女の囁きの中で違う女の夢を見るほど僕はジュディオングじゃあないんだよ。
— ナデガタ (@nadegata) 2022年6月9日
「好き」という言葉がこんなに刺さったのは、リスナーとして配信者である彼女の人となりを見てきた過程があるというのも大きいと思います。特に、最初に彼女を知ったドッキリ動画の印象が大きいです。
後輩がタトゥーを入れたら先輩はどう反応するか?というドッキリ映像なんですが…これが大好きでして。
まず最初の、対面した際のリアクションがホントに仲良さそうで和むんですよ。そして、後輩の偽タトゥーを見た反応が、またよくて…後輩を心配し、諭しつつ、後輩の価値観や判断を否定しすぎないように尊重する、優しい感じが…人の良さを感じてしまって…「一緒に温泉旅行に行きたい」ってのが可愛い。あと、「女の子が手を握り合う姿」がすごくきれいでドキドキして…
YouTubeのアーカイブが無くなったものの、BOOTHやDLsiteでのASMR販売もあり、最近こちらを聞いてたんですが、なんかもう、自分の感情を理解して…たまらなくなったんですよ…
2万をポンと出せないしみったれてぎりぎりの生活をしている中、最初に購入した「⑥すきすき連呼♡おかしくなりゅううううう///…大丈夫かなこれ…」を何度も聴きなおして*3いたら、全てを理解しました。
僕も好きだ、と。
この先僕はどうすればいいんでしょうかね?
今までは特定のVに入れ込むというよりは広く浅く色んなVのおいしい所を楽しんでて、その行く末まで気にしてちゃキリが無いよねーというドライな見方でもあったんです。
前述のとおり、スリリングな活動の浮き沈みそれ自体もエンタメとして消費していました。しかしもうこの先、あおぎり高校と魂子さんに関して「コンテンツ」以上の思い入れを持って捉えてしまう気がして、それが自分でも怖い。この先いつか来る引退、来るかもしれない炎上、何か他の動向があった時、自分が落ち着いていられるんだろうか…
愛してしまったが故にいつか来てしまうかもしれない精神の破滅を恐れつつ、それよりも今は、より好きだと自覚したんだからより一層応援していこうという気持ちでやっていきたいと思います。
彼女たちの紆余曲折を曲に込めた「VTuberのすべて」最高だから聞いてくれよな。
にじスプラ大会最大の大逆転劇、空星きらめの奇跡と各メンバーの奮闘
にじスプラ大会、非常に熱く、楽しかった。
【スプラトゥーン2】第3回にじさんじスプラトゥーン大会 <DAY1>【#にじスプラ大会】 - YouTube
【スプラトゥーン2】第3回にじさんじスプラトゥーン大会 <DAY2>【#にじスプラ大会】 - YouTube
第3回にじさんじスプラトゥーン大会 - にじさんじ Wiki*
実力ごちゃ混ぜのVtuber箱内トーナメント。
普段見てる隙の無いガチ勢オンリーとはまた違い、それぞれの頑張りで大番狂わせが起きる、エキサイティングな大会だった。
語りたいポイントは無限にある*1が、一番印象に残った決勝戦第3戦、マンタマリアのガチホコバトルについての話をしたい。
圧倒的な強さで勝ち進んだ不破湊率いる「あぐらWIN」が、決勝戦でも2勝を無傷で掴み、最後の3勝目も目前のところ、最後の最後で対戦相手の「世界取りに来ました」が大逆転勝利を果たした試合だ。
各チームについて
■チーム「あぐらWIN」
にじさんじ内最強プレイヤー、不破湊率いるチーム。
参加チーム内で実力を均等にするため、他3人はほぼ初心者。
チームメンバーを不破が鍛え上げ、不破のワンマンチームでなく、チーム力の底堅さで勝ち上がってきた。特に樋口楓の成長には、大会前から注目が集まっていた。
【にじスプラ大会】スパルタ教官としての血が騒いじゃう不破湊【にじさんじ切り抜き】 - YouTube
不破湊により生み出されたキルマシーン樋口楓【切り抜き/にじさんじ/星川サラ/北小路ヒスイ】 - YouTube
■チーム「世界取りに来ました」
大会主催者のエクス・アルビオ率いるチーム。
短いスプラ歴ながらゲームセンスの高い葛葉の成長が著しく、初心者枠の一人がエース級に戦えることでチーム戦力の底上げに繋がった。
スプラ大会にて、葛葉を同じチームに選んだ経緯を話すエビオ【葛葉/エクスアルビオ/加賀美ハヤト/でびでびでびる/空星きらめ/にじさんじ/切り抜き/Vtuber】 - YouTube
【スプラトゥーン2】成長速度Xの吸血鬼【葛葉/エクス・アルビオ/でびでび・でびる/空星きらめ】 - YouTube
試合展開①劣勢、でび様の励まし
試合は↑動画の2:42:13~から。
中盤まで一進一退の展開。
試合の頃2分30秒、リードのまま「あぐら」の反撃をなんとか退けた「世界」。
しかし、自軍にあったホコ*2から目を離した隙をついた不破湊が、単身でホコを運びカウント7*3まで進める。ホコ持ちの大切さをメンバーに伝えてきた教官が、自ら証明したビッグプレーだった。*4
一方、絶望的な状況に陥り、通話でもネガティブになりそうな所を互いに励ましあう「世界」。
特に、でびでびでびるがエクス・アルビオに向けた激励が印象的だった。
エクスの「俺(がホコを)持つと進まない可能性あるな」は、スプラをよくやる人には「チーム内で一番強い自分がホコを持つより、ホコを任せて自分が前に出て無双するしか勝ち筋がない」という意であろうことは伝わると思う。*5
しかしでび様は、知ってか知らずか「お前がホコを持つんだ」と突っぱねた。エクスのホコ持ちを信頼していた。これまでのチーム戦略通り、エクスがホコを持つべきだと励ました。
エクスの裏の意図はどうであれ、自信を失っていたのは事実であろう。でび様は初心者に近いにもかかわらず、精神的支柱としてチームを鼓舞した。
今まで引っ張ってきてくれたエクスを逆に引っ張れて良かったと語るでびる【にじさんじ/切り抜き/でびでび・でびる】 - YouTube
大会後のコメントによると、チーム内でホコ持ちを担っていたエクスの腕に対して絶大な信頼を寄せていたのがわかる。
試合展開② 劣勢のまま最終盤へ
「あぐら」はその後も攻め続ける。「世界」は再び自陣深くにホコを持ち込まれ、やっとの思いで止めたのが残り1分44秒。*6
これまで攻め続けられた分、ステージ全体が敵インクに染まり、反撃の難しい状況に陥りジリ貧状態。
葛葉視点から見た残り1分8秒付近の状況。(矢印は付け加えた)
この①~③のいずれかのルートを取りたいが、全てが相手にきちっと抑えられてる。
①に行こうとしたホコ持ちの葛葉だが単騎では行ききれず、エクスの2キルを起点に②ルートに進路を変えるも相手の他メンバーの素早いフォローにつぶされてる。
「あぐら」のチーム力の高さ!
残り50秒も再び攻める「あぐら」、何とか止める「世界」。
しかしこの時、エクスと葛葉が不破を挟んでキルを取る。
試合終盤のこの1つのキルが、後々に影響を与える。
試合展開③ エビオの指示、きらめの奮闘
残り45秒でエクスによる「いったん塗ろう」の指示。塗り返す時間の惜しい、焦ってしまいそうな状況で、状況を少しずつ打開しようとする。
味方に前線を上げるよう指示するエクス。①の左ルートを葛葉、きらめが上がり、その隙にエクスとでび様は、よりゴールに近い②ルートへ。
ここできらめはデカいプレイをする。左前線に出た際に、対面した不破からキルを取ったのだ。
この時残り22秒。後述するがこれはただの1キルではなく、不破は最後にスペシャルを使ってホコを確実に止める術を奪ったのだ。
試合展開④ 混戦
②ルートを選んだエクスはでび様と共に止められた。
きらめは一旦引いて*8、味方の復帰先となる。先にデスした葛葉は、前線に戻りホコ周辺でタメを作る。
残り11秒時点の様子。ホコ持ちのエクス、先導役のでび様がデスして厳しい状況。しかし、「あぐら」からしても、込みいった場所にあるホコを奪い返すのは容易くない。
「あぐら」の方が前線復帰は早かったが、人数不利(4VS2)の中ホコと敵に圧をかけながら生存し、時間を作った葛葉(偉い)と、落ち着いて後退し距離をとっていたきらめ(偉すぎる)のおかげで、「ホコを相手に奪われないまま、全員の素早い前線復帰」が成立した。ここで大逆転の布石が生まれた。
試合展開⑤ 逆転のミサイル、ホコの大爆発
残り12秒、①ルートから生還し②ルート合流を目指していたきらめは、エクスの指示によりマルチミサイルを撃つ。*9
他メンバーの射撃も合わさり、ホコを割ることができた*10「世界」。しかもその爆発に巻き込まれ、相手が一気に3人デスした。
これまでこじ開けられなかった壁を、終盤の混戦とミサイルによってこじ開けてた。残った樋口を落ち着いていなし、ホコを進めて大逆転となった。
あぐら全員の視点を見たが、不破・星川は壁を登って間もなくの、不意のタイミングでの爆発で、北大路はミサイルによって安全な場所からどかされたタイミングだった。下にいた樋口はミサイルによって足場が奪われ、最後の潜伏キルを上手く狙えなかった。
ミスと呼ぶにはあまりにシビアな、相手も意図しないドンピシャのタイミングで不運が重なり、奇跡の大逆転は起こった。
試合を解説したプロゲーマー、よしもとゲーミング カラマリのにしざわ学園は、勝因を空星きらめのマルチミサイルだと断言した。
このタイミングの良さは狙ってできたものでなく、偶然の積み重ね、まさに「奇跡」と言えるだろう。スプラトゥーンには奇跡が宿っている。
最後に 「不破湊は何故ガチホコを殺さなかったのか」
「世界」各メンバーの奮闘、強い意志が幸運を呼んだ大逆転劇だったが、不破湊のプレイを、その実力の高さを知る者なら疑問が残るのではないか。
「不破ならあのリード状況の中、確実にホコを防ぐことができたんじゃないか」、と。
実力者だからこそ、酷な目線で見てしまう。
不破の持つブキのスペシャルはナイスダマ。無敵状態から範囲攻撃を放つことができる。
スペシャルを安全に貯めて、安全圏に身を潜め、ローリスクで勝ちを確定させる。今大会でも、えま・おうがすと等が見せたプレイを、不破ならできたはずだった*11。
それができなかったのは、前述のとおり、きらめに対面で倒されたからだった。
この試合の最大の勝因は、空星きらめが不破湊を倒したこのシーンだ。思わずデカいフォントにするくらいに、でかいキルだった。
不破湊の最後の1分をクリップしてる。
のこり27秒、樋口の指示により右ルート*12から来るホコを潰しに行った不破。エクスの指示により前線に上がるきらめと対面する。
不破は壁潜伏から正面に上り、一方的に確実に倒そうとする。ホコショットも飛び交い、不破と言えども余裕は少ない場面、確実性を取って背面を狙うような余裕はなかったであろう。
きらめは不破を視認できていないはずだが、念のため交えた横移動が不破の狙ったタイミングとちょうど重なり、難を逃れたように見える。
互いに被弾しながらデスには至らず、一旦壁を下がる不破。生存のためにシールドを貼り、かつ別ルートを進むホコを追いかけに行くが、珍しいミスを犯す。
追撃を防ぐためのシールドの位置がズレ、無防備になってしまった。
また、シールドがズレていたにもかかわらず、ホコへと急ぐがあまり無防備な背中をやすやすと晒してしまった。
そこを、きらめがちゃんと追いかけて咎めた。
残り22秒のデス、これでラストのナイスダマがなくなった。
不破はえま・おうがすとのように、一人引いて確実にナイスダマを打てば良かったのではないか?これについても判断が難しい。
えまのチーム、四天王は、突出した選手はいないがメンバーの平均力が高いチーム。えまが後方で待機しても、自分より実力者もいるメンバーに任せる判断ができるだろう。
一方の「あぐら」は、鍛えたとはいえ不破が突出したチーム。課せられる仕事量も多く、ナイスダマ温存のために後退する判断は難しいだろう。
また、エクスがホコを持ち、葛葉は味方が倒したという報告も上がっていた。対面で不覚を取る相手は残っていないと考えるのが妥当だろう。
いつもの不破なら確実に勝てる対面だった。空星きらめを侮っているのではなく、不破湊はそういう域に達しているプレイヤーだった。
その前提条件を覆した空星きらめのジャイアントキリング。これこそが、彼女のマルチミサイル以上に大きかった、大逆転の要因だった。
最後に
まさか、このレベルのシビアな「択」を迫られる大会になるとは予想だにしてなかった。この試合だけでは語り足りないほど全試合熱く、全試合見てほしい。選手52人の各視点をそれぞれ見てほしい。あなたの可処分時間は死ぬ。
大会に関わった全ての方への感謝。一スプラ廃人として、ただただ感謝。
スプラトゥーンの楽しさを多くの人に知らしめた、思い出させた大会になったと思う。
願わくば大会後も皆さんがスプラトゥーンを愛してくれたらうれしい。
*1:不破湊のプレイ全て、笹木咲の爆発力、葛葉のセンス、魔界ノりりむのボム、レオス・ヴィンセントの荒らし、イブラヒムの立ち回りの上手さ、文野環の判断の速さ、終始堅実でクレバーだったフレン・E・ルスタリオ…みんながみんな、それぞれの強みを見せていた。そして実況の、特に加賀美ハヤトのフレーズセンス。これは今後もスプラ界隈に関わってほしいと思うくらい、見事だった。
*2:各キャラは「ホコ」というオブジェクトを持つことができ、それをゴールまでいかに近づけるかを競うのがこの「ガチホコバトル」のルール
*3:カウントは100から始まり0でノックアウト。ほぼノックアウトしないと勝てない厳しいリードを取られた
*4:近くまでホコを進めた星川サラ、先行して道を作り、ホコデス後も生存した北大路ヒスイの粘りも、不破の奇襲によるリードを産んだ大きな要因だった
*5:エクスはそれを婉曲的に言った。その選択肢もリスクがあるし、勝ち筋として不透明だから、自信がないけど背中を押してもらえるならやろう、という思惑だったんじゃないだろうか。
*6:サッカーで言うとポゼッションを支配され、枠内シュートをバンバン撃たれている状態。ただサッカーとは違い、最後にデカい1点を取れたら勝てるのがガチホコバトル。
*7:空星さんを間違って星空さんと書いてしまったのは申し訳ない。
*9:終盤のガチホコは、特に負けている方が強引に前に進めようとデスがかさみ、終盤にスペシャルを使えない場合が多々ある。生存意識が高く視野の広いプレイングだったからこそ決定機にスペシャルが使えた。
*10:ガチホコは、通常状態ではバリアが張られ持ち運ぶことができない。どちらかのチームのインクが一定数多くぶつけられることで爆発を起こし、持ち運べるモードに変わる。
*11:えまが見せたのはガチヤグラであり、進行の速いガチホコではヤグラよりは確実性は下がるという面はある。
*12:「世界」から見たら左ルート=①のルート
ゲーム配信を改善しようとした結果、キズナアイになりました
趣味がスプラトゥーンなんですが、たまにYouTubeで配信もしてます。
配信してるとはいっても、「配信者として成長するぞ」って感じのモチベーションは無く、自分の動きを見返す動画メモ的なスタンスで気軽にやってます。たまーに友人が見に来てコメントくれるくらい。
ゲーム配信、承認や収益を満たそうとすると色々難儀ですが、自己満足だけでやろうとするなら割と手軽で楽しい趣味だと思うんですよ。
ただまぁせっかく配信するなら、どうせなら画面で遊んでみたいなと思いまして、ここ数日ヒマしてるので色々弄ってみました。
- 戦績の表示
まずはスプラトゥーンプレイヤー御用達の、StreamingWidgetで戦績を表示してみようと。
参考記事Splatoon2の配信画面にXパワーやキル数をオシャレに載せる方法|のきあ|note
OBS上でクロマキーが上手くいかなかったので、こちらの記事を参考にカラーキーを設定したらうまくいきました。
レイアウトは要検討とは思いますが、とりあえずこんな感じ。
今どんな調子かわかりやすくなるし、自分のバロメーターを自覚しやすいのも良いかなと。
StreamingWidgetではナワバリの際はブキアイコンが表示されるので、「このブキ使ってるよ」的なのを表せたら面白いんじゃないかなぁと思い、疑似アバターに手を生えさせてブキにくっつけました。
チープなのもかえってファニーだったりしませんか?しません?
- アバター設定
せっかくなら自由に使えるアバターあったらいいなと思い、その手のソフトで有名なFaceRigの後継のAnimaze by FaceRigを導入しようと思ったんですが、今の所把握できない不具合のため起動できていません。残念。原因調べて使えるようにしたい。
代わりに、FaceVTuberというブラウザ上でモデルを動かせるものを知ったのですが、動作確認モデルの中にキズナアイがいたんですよ。
DOWNLOAD | Kizuna AI official website
Q.動画投稿サイトに投稿できますか。
A.ニコニコ動画やYouTube等の動画視聴サービスや、Twitter等のソーシャルネットワークサービスへの動画投稿は問題ありません。その場合、ライセンス表記(©︎Kizuna AI)を表示してください。但し、当社で不適切と判断した場合、取り下げをお願いさせていただく場合もございます。
GUIDELINE | Kizuna AI official website
え、キズナアイになっていいの?という驚きと戸惑いがありながら、良いと言われたならやるしかねえよなぁの精神でやってみました。
マウスで腕を動かせるので、パブロヒューを持ってもらうことも可能。
- もうキズナアイさえいればいいのでは?
というか、いっそキズナアイになれるなら、もうゲームとかどうでもよくねえかと思い、「でかいキズナアイが見てえよなあ!」の精神でデカくしたり。
「いっぱい、いて、いいじゃん」の精神で分裂してもらったり。
完璧だ…完璧すぎる…キズナアイがいっぱいおる…僕の動きと連動して動く…
いやあの、規約に反してない使い方をしてると思う(配信の概要欄に©︎Kizuna AIと記載している&非営利チャンネル)ので問題ないはずなんですけど、なんだろう、罪悪感というか、何かを冒とくしているというか…
もうね、自分のアバターが欲しいという気持ち、どっか行ってしまったわ。だって、キズナアイになれるんだぜ?キズナアイになって、歌ってみた上げて(キズナアイで)、雑談配信して(キズナアイで)、Vtuberとのコラボに参加したり(キズナアイで)、「Vtuberナデガタ」と名乗ってデビューして(キズナアイで)、初回放送でファンアートのタグを考えたりして(キズナアイで)…これ、どこまで許されます?
とりあえずしばらくは、最後の画面構成を取り入れ、配信自体は今までやってきたようなナワバリバトルの垂れ流しをしつつ、何かコメントがあったら棒読みちゃんで「キズナアイでーす」って音声が流れるようにしたいと思います。
今僕が使ってるキャプチャソフト(Switchなどのコンシューマーゲームをパソコン画面に映すデバイスですが、6年前に買ったものなので今新品では多分手に入らない。
これが多分後継機。
君はブイアワ2021夏でLiLYPSEの琥珀の身体を見たか
【DAY1 夜公演】Virtual Music Award 2021 SUMMER - ミクチャ (MIXCHANNEL)
↑のVtuberライブの感想記事の続き。ライブで知ったLiLYPSEというユニットについて。
去年9月にエイベックスのAVALON(まりなすとかいる所)主催で行われた大規模なVtuberのライブイベント。
そこで新人Vtuber・LiLYPSEが、3Dライブで異例のデビューを遂げました。主催のAVALON所属とのことでした。
華々しいデビューの後は9か月ほど音沙汰がなく、今年6月になってYouTubeに動画が上がり始め、7/3のVirutal Music Award 2021 SUMMER DAY1(ブイアワ)で2回目のライブ出演、という経緯のようです。
活動頻度で言えば新人当然の彼女らが、再びイベントに出演し、人気・実績のあるメンバーの中で堂々としたパフォーマンスを披露したことは、内部の事情は想像するしかないですが、「体制整えて準備して満を持して出てきた」ってことなのかなぁと。
「エイベックスの秘蔵っ子」って認識で良いでしょうか。
良いスクショ取れなかった…
そっくりの容姿の姉妹。騒がしく高飛車な赤髪の子が暁みかど、クールにツッこむ青髪の子が暁おぼろ。きっちり固めたキャラクターをライブでは突き通したって感じだでした。*1
ライブでは 他メンバーと共演したり、自身のオリジナル曲も披露したのですが、カバーした「琥珀の身体」が圧巻でした。
↑はオリジナルであるHIMEHINAのMV。
声のハモリが奇麗でした。はじける元気な声と落ち着いた声の組み合わせは個人的にも好みのど真ん中。花譜とキズナアイとか、おかころとか、それこそカバー元であるヒメヒナとか。
個々の歌唱力も圧巻でした。叫ぶ箇所、高音に跳ねる箇所、途中に挟まれる感情を剥き出したセリフを掛け合う箇所。パワーを込めながら全くブレない完成度の高いパフォーマンスで、曲の世界観・緊張感を表現しつくしていました。
ダンスも好きです。衣装がダンスに映えます。フワフワしたスカートは見てて楽しいし、奇麗な脚質やゴツいゴスい靴などの小物が、ステップを優雅に見せていました。
ヒメヒナの元動画と二窓で再生して、互いのダンスの完成度の高さにほれぼれしてました。
前回のブログで「持ち歌に比べてカバー・コラボで歌う曲の場合、慣れなさを感じることもあり」と書きましたが、LiLYPSEのパフォーマンスはどの曲も明らかにクオリティが高かったです。
恐らく歌・ダンスの素の能力も高いんでしょうし、練習を重ねて完成度を高めることで、僕らの様な初見を引き寄せるぞという覚悟と執念を感じさせました。
そもそも琥珀の身体という選曲が凄い。*2イベント側なのか、運営側なのか、エグい選曲をするなぁと。
まず元がヒメヒナだから、その高い歌唱力と比べられるし、曲自体も難しい。
有名Vの代表的な曲で、世界観がきっちり形成されているため、「ショボいパフォーマンスをしたら見劣りしてしまう」という面も正直あるでしょう。それ+ダンスもとなると何度はさらに上がるでしょう。それでも彼女たちはやり遂げました。
ヒメヒナ楽曲の共通したコンセプトである、ダークで悲しみを帯びた世界観を十二分に表現したパフォーマンスで、それに加え優雅さも、その佇まいから感じさせました。
*3
ヒメヒナという音楽Vの巨人に、謎の大型新人が挑むという挑戦の結果、琥珀の身体を自分たちの持ち歌に昇華してると感じました
事務所の他メンバーやVtuber全体の傾向から、多分近いうちにお披露目的な3DライブがYouTubeで配信されると予想します。それが開催されたら見た方が良いんじゃないかな。今後無料でそれを見る機会あんまなくなると思うし、試しに見てみると良いんじゃないかなと。あくまで個人的な予想なんで外れるかもですが…
ここからは余談
数日前ツイッターで「Vよ3DのMVを出せ」と無茶言ったんですが、そこにもつながる話。
LiLYPSE、ダンスも衣装もモデルも雰囲気もめっちゃ素敵で、そこに惹かれたのに、今YouTubeで見れる彼女らの「動画」ってないんですよ。イラストを元にしたMVやライブのスクショはあるんですが。そこがもったいないなぁと。
今回のライブに合わせて、前回のライブ映像を編集して出すとか、できないものなのかなぁ。もうアーカイブ購入もできないし、ブイアワのアーカイブが見れるのも今日までです*4。 TwitterでGIF上げるだけでも違うと思うんだよなぁ。ダンスを含めた3Dモデルのパフォーマンスで真価を発揮するタイプと思います。
ただ、上げてる歌ってみた動画、イラストな事に文句言ったみたいな形ですが、めっちゃいいんです、これはほんとに素直な気持ちで。
イラスト自体が奇麗でキャッチーだし、「歌ってる方の口が開く」差分に切り替わる演出は、2人の個性か分かり切ってない視聴者に「こっちの子がこういうキャラなのね」って理解が深まるのに寄与してると思いますう。オリジナルのセリフが挟まるのも印象的。そもそも歌が単純に上手くて楽しい。
僕の拙い文章力で伝わりきれないLiLYPSEの凄さ、是非いつかの機会で皆さんが知ってもらえたら。最近は定期的に歌ってみた動画を出してる感じですが、それだけじゃあ、ないんだ。おめシス風が出たところで終わります。
*1:みかど(赤の子)がおぼろ(青の子)を間違って「みかど」って呼んだミスはちょっと面白かったですが、勝負所であろう彼女らにとっては危ういミスかもしれず、それでもそこから全く崩れる所なくパフォーマンスをやり切ったのは見事ですし、後から見返すとこのミスが「ライブ感」に一躍買ってる気すらしています。
*2:ヒメヒナは普段の動画・配信は明るく元気なキャラクターを前面に出しているのですが、楽曲になると、「VtuberをSF的に解釈して、そこに生まれる悲劇や葛藤を描く」というダークな世界観を表現しています。他の徐たちの背後にいるクリエイター集団の創作への情熱と、それに応えるヒメヒナのパフォーマンスがヒメヒナの凄さかなと思います。
*3:見事すぎて、「クローンの悲劇」を歌ったこの曲と、共通した3Dモデルを持つであろう2人が重なって、彼女らになかったはずの背景を印象として抱いてしまうほどでした。琥珀の身体のイメージがつきすぎることはLiLYPSEにとって望ましくはないかもしれませんが、正直今後ずっと自分の中には残ると思います。
*4:僕がブログを書くのに1週間以上かかったせい