ざくざくアクターズ雑感01 モジャーク大森林まで

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ざくざくアクターズ 編集プレイ動画02 ヘンテ鉱山 ‐ ニコニコ動画:GINZA

ざくざくアクターズ 編集プレイ動画03 サムサ村 ‐ ニコニコ動画:GINZA

ざくざくアクターズ 編集プレイ動画04 モジャーク大森林 ‐ ニコニコ動画:GINZA

異世界から連れて来られた住民「ハグレ」が迫害される世界。ハグレたちの国を作ろうと思い立った少女がいた。

この物語はたった2人から始まる建国記である。

王国民=プレイングキャラはサクサク増えていく。最初のダンジョンで2人仲間になり、ボスを倒せばそいつが仲間に、鍛冶屋を雇ったら戦闘要員としても使えて、休憩したら仲間が向こうからやってくる…てな感じで。

仲間はこの先もどんどん増え続け、プレイングキャラは最終的には30人を越す。国としては少ないけど、PRGのキャラとしては多い。

冒険・戦闘は前線4名+控え4名の8名が基本。残りのキャラはどうなるのかというと、結構出番はある。

  • キャラの特性によって得意・不得意がはっきりしているので、対峙する敵によって選出するキャラが変わってくる。
  • 「ここの敵はこういう特性だからこんなキャラを連れて行くといいよ」と親切な説明が毎回ある。
  • 戦闘に出なくレベルが低いままのキャラもレベルが上がるよう救済策がある。
  • メンバーを分けて同時多方面に戦線を張るシナリオが出てくる。

によって、死にキャラが出てくることが防がれている。

戦力として埋もれるキャラはそれでも出るけど、それはそれとしてシナリオ上はそれぞれにスポットが当たる。

ストーリー展開上はもちろん、ダンジョンの途中で頻出される会話イベント、戦闘中に挟まれるちょっとした会話、各キャラが王国内で展開する店舗イベント、休憩することで展開する小ネタ等々、とにかく会話が多いゲームだ。RPGにしたって多い。

さくさくと冒険を楽しむゲームではない、と言えるかもしれない。適度に冒険を挟みながら、展開されるドラマが本筋、という認識。まぁRPGってそもそもそういうものと言えるかもですが、比率がよりドラマ寄りって事で。

キャラの軽妙な掛け合い、深まる仲間たちとの信頼感、その楽しさが、シナリオを進めキャラが増える度に増大していく。何度も周回したくなる原動力になる。

メンバーにいなくても毎回解説兼子守りとして出ずっぱりなローズマリー、ドッグレースイベントで活躍するベロベロス、次元の塔8層でスポットライトが当たる福ちゃんなど、仲間が増えることで選出メンバーから外れがちな初期メンバーも存在感は発揮され続ける。

雪乃みたいに、あまりシナリオに顔を出さないキャラもいるけど、そこら辺は実は伏線だったと明かされるのは物語の終盤になってから。