【DAY1 夜公演】Virtual Music Award 2021 SUMMER - ミクチャ (MIXCHANNEL)
Vtuberにここ数ヵ月すっかりVtuberにハマってまして。Vの音楽ライブの配信なんかも、ちょくちょく見ています。
先週7/3(土)に行われたVirtual Music Award(ブイアワ)ってイベントも見まして。2日間で計3公演あるのですが、最初の公演ばかりここ数日何度も見返しています。貧乏性が故、味がしなくなるまでガムしゃぶりつくす感覚。何度見ても味がして楽しいですね。
アーカイブは7/12(月)まで。
こんだけ見返したライブも、持ち前の記憶力の新陳代謝が故にいつか忘れてしまいそうなので、忘備録としてブログに軽くしたためます。軽くのつもりだった。
Vのダンス、楽しい
今回のライブは色んな団体のVが多数参加する系だったんですが、この手のイベントではおなじみのまりなす。激しく元気いっぱいのダンス、畳みかけるメドレー、3Dモデルを活かした早着替えなど、僕の様なVオタク1年生にとってもお馴染みの、圧巻のパフォーマンス。
技術的なことはわからないけど、「演者の動きをモデルにフィードバックするのどうやってるの?3Dの女の子がこうも体の細部まで動くの凄くね?」みたいな、無知が故のよく分からねー技術に対するワクワク感もアリ。
指の伸びとか、腰や膝の力を入れる方向とか、重心とか。どうやってこのレベルの「体の凄み」を表現できてるんだろう。ダンスを踊る人のそれが見事なパフォーマンスであることがまずあるんですが、それをモデル、キャラに落とし込むのが、よく分かんねーけどすげー、ってなりました。
今までこういう歌って踊れるアイドル苦手だったわけですが、何でVだと楽しめるのかと以前自己自己分析した結果、出てきたのが以下のツイートになります。
いい歳してあまりに童貞っぽいダサい事を言うと、あのカッコいいダンスを生身の女性が踊ってるところを見ると、僕の場合臆しちゃうと思うんですよね。
— ナデガタ (@nadegata) May 23, 2021
今自分の心情を自分で活字化して自分で「正気かよお前」になってる。
ナデガタ(37歳素人童貞)さん、正気か?本当にこのツイートも忘れたくない忘備録のうちか?
まりなすの他にVALIS(一部メンバー)、LiLYPSEなど、前半はダンスに自信ネキたちが多く出てきた印象でした。
知らなくて凄いVいっぱいいるな
ここ数ヵ月のハマリであり、数もジャンルも膨大にいるVtuber、当然ごく一部しか知らないわけで。
こういう、「自分にとってのパウダースノー」を突き進む楽しさ、知らないを知る楽しさって、始めたての今だけの特権だなと。
少年時代の、ジャンプしか読んでなかったオタク少年がサザンアイズや寄生獣に触れ「漫画というジャンルの広さ」におののいたあの頃を思い出します。
ゼルダBotWで塔を建てた時のワクワク感。
今回波羅ノ鬼とLiLYPSEが自分にとって未知な参加者で、どちらも凄く良かったです。
LiLYPSEは後日別途書くつもりで、オニさんについて軽く書いておく。と言っても、調べても背景はよく分からなかった。Vtuber、バーチャルであるがゆえに、沿革とか背景みたいなのが明確に公開されてないケースが多いと感じる。
わかったのが、一連のストーリーを持ったオリジナル曲を出してて、活動のほとんどが音楽系っぽく、これまでライブ参加の他、路上ライブをやってたり、Youtube上でのコラボはほとんどやってなかったりってくらい。
波羅ノ鬼インタビュー|日本武道館を目指して路上で歌うバーチャルアーティスト - 音楽ナタリー 特集・インタビュー
オリジナル曲がとても良かったのでこれから聞いてみようと思う。
ライブでは他メンバーと一緒に披露した「」 (くうはく、と読むみたい)が印象に残りました。
Vの曲縛り
歌われる曲が全部Vtuberのオリジナル曲。出演者の持ち歌とともに、他のVtuberのオリジナル曲も歌われていました。ボカロやアニソンのカバーが歌われることも多いこの手のライブですが、Vtuberの曲が好きな人に向けたイベントなんだなぁと。
2日目昼公演の話になっちゃいますが、「戌亥とこが天球、彗星は夜を跨いでを歌った」って聞いたら、そりゃ見たくなるでしょうが。アントニオ猪狩 vs マウント斗羽じゃん。*1
波羅ノ鬼が、2日目に出演するエルセとさめのぽきの星詠みの唄を歌い、BOOGEY VOXXがマイメンの隣町本舗の代表曲、52Hzの鯨を歌い。
そういえば、隣町本舗がハラノオニをきっかけにVtuberになった旨をツイートしてて、なにか音楽を通じた影響とか、それが同じライブで繋がった縁みたいなのを、なんだか感じてしまいました。
コラボ曲、複数人で歌うものなんかもあって、イベントならではの特別感もありました。野暮なことを言うと、持ち歌に比べてカバー・コラボで歌う曲の場合、慣れなさを感じることもありましたが、それも含めてリアルタイムで進行するイベントの楽しさかなと。
怪曲があった
セトリの中でひと際異彩を放ってたのが、花京院ちえりのGO!GO!ちえり!。
「ファンが作った音MADを本人のオリジナル曲として採用する」という大胆な経緯。まさか本人が歌うことを想定してなかったであろう、人が歌うには電波すぎる曲調。
直前まで圧巻のパフォーマンスをしていたまりなすもたじろいでるように見え、なんだったら花京院ちえり自身も戸惑ってない?イベントで歌われることを想定した曲なのか?作曲者による「正気なのか」のコメント。すべてが楽しすぎた。
上で「オリジナル曲よりカバーの方が完成度下がっちゃうのはご愛敬」的なこと書いてますが、この人に関してはオリジナル曲がカオスすぎて、カバー曲の方が安心して見れました。
「叩ケ 叩ケ 手ェ叩ケ」に対して「ちゃんとした曲だな」って感想出るとは思わなかった。
好きな曲聴きたいってシンプルにライブ見る動機だよね
出演者、HACHIのRainy proofって曲が好きで、ブログにも書いてたんですが、これをステージで歌うところ見たいなぁと思ってて。
まりなすたちの様にダンスで見せる的なことはないんですが、いろんなアングルで3Dモデル見れるだけでもう楽しいし、PVの時の憂いているものより少し柔らかい印象の表情で歌ってるところもいいし、表情良いな(2回目)、意外と身長低かったんだな、知らなかったなぁとか、こう、色々気持ちが高まったりしました。大丈夫、気持ち悪くない俺?
聴いてて何故か「ほら、良い曲だろ!」って気持ちが湧いてきました。何目線?
これくらいにしときます
超常現象の張り手みたいな振付かわいー、とか、神椿組が他の箱とも絡むとことかも見てみたいなぁ~とか、感想キリがないけど、いい加減次の公演見とかないとアーカイブが終わるのでこれくらいにしときます。
LiLYPSEについては別途書く予定。