フルバの終わり 花とゆめの今後

フルーツバスケットが終わったことのショックが大きいです。からくりサーカスげんしけんハチクロなど、今年もたくさんの漫画が最終回を迎えましたが、これほどまでの喪失感はないです。
最終回を読んで、この漫画はやはり本田透という存在が大きかったと思いました。登場人物の心を癒した、と一言で言うのは短絡的ですが、周りの人間を1人1人直視して、1人1人に優しさをくれました。ある人には友として。ある人には母のような存在として。またある人には愛しい人として。その優しさは確実に読者に伝わりました。その存在感は、ヒロインという枠以上のものでした。



しばらく花とゆめ読みたくないなぁと思ったんですが、しゃにむにGO!が熱い展開になってきたのでそちらを楽しみにしたいと思います。長かった過去編も終わり、いよいよインターハイ。ついに留宇衣覚醒!今まで何年間も「本当に強い留宇衣」を待っていました。今年こそ佐世古に勝ってもらいたい。
ホスト部などで好調なLalaに比べ、最近低調な印象がある花とゆめ。名作を確実に生み続ける雑誌なので、大看板が抜けた今、他の作品に頑張ってもらいたいです。次号から潔癖少年完全武装が短期でスタート。以前読みきりで読んだときは面白くなりそうだったので、注目したいです。