今月のヒット数が初の1万ヒットです。今月は今までで一番書いてないのに…理由はもちろんヤマカムさんに紹介されたことで、少なくとも実に4割の人がヤマカム経由で来てくれました。(おどろき)
ヒット数伸ばすにはヤマカムさんが好きそうな事書けばいいんじゃないかと思いますが、そこら辺を考慮せずに今日紹介するのは「魔法陣グルグル」のヒットで知られる衛藤ヒロユキ先生の最新刊、衛星ウサギテレビ。マッグガーデンに引き抜きという形で移籍した衛藤先生がガンガンに帰ってきました。
- 作者: 衛藤ヒロユキ
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2007/01/22
- メディア: コミック
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〜あらすじ〜
キカイが自然界と一体化していて、地球が無意識に感じていることがテレビに映る世界。地球の支配を企むドクターGGから世界を守るため、イービィとテイジーは「グリム戦士」として旅に出て、その活躍をテレビで世界中に放送されることになる。
イービィ:9歳。ラットル国の王子。ロックとテレビ番組「グリム戦士」のファン。自分があこがれのグリム戦士になれると聞き有頂天。
主人公・ポジションはニケ。幼さや変なこだわりがいかにも男の子って感じです。「長い前髪を我慢するのがロック」らしい。こういうの好きだなバカで。ロックって男の子だよな。
テイジー:9歳。大臣の娘でイービィの婚約者(許嫁)。ポジションはククリかと思いきや、周りの目がなくなると意外な黒さを見せました。普段はネコっかぶり、本性は黒い。今までの衛藤先生のキャラにはいないタイプだったので新鮮です。
[>]⇒3ページでこの変わり身。
イチゴ(ウサギ):この漫画の道先案内人+マスコット+ふんどし。ポジションはもちろんギップル。機械と自然が融合する不思議な世界を読者に分かりやすく説明してくれる存在。神の使い。
20代男性にとって魔法陣グルグルは忘れられない傑作の1つで、主人公のニケとククリ、キタキタおやじやレイドなど主役を食う勢いの強烈なキャラが入り乱れるRPG風ギャグ漫画でした。しかし、ウサギテレビにはグルグルの様な笑いは期待しないほうがいいです。それはギャグの低下というわけではなく、ギャグよりも世界観や冒険そのものに重きを置いていると思うからです。まだ1巻目ですが、この作品がグルグルの様な破壊力のあるギャグ漫画に変わるのか、子供向けファンタジー漫画として違った世界を見せるのか楽しみです。個人的には後者のように進んで、がじぇっとではイマイチ伝わらなかった「不思議な世界の子供の冒険活劇」を見せて欲しいと思います。「テレビでインパクトのある活躍をすることで地球を守る」という設定はユニークですし。毎月のページ数が少ないので、長い目で楽しもうと思います。ガンガンはそこまで打ち切りの心配しなくても大丈夫です。多分。
キタキタおやじポジションのキャラは今後も現れないんじゃないでしょうか。アドバーグさんはザコキャラから生まれた奇跡の存在だと思いますし、出たら出たで面白くなるだろうけどストーリー展開ブチ壊れるでしょう。
最低だ・・・
画像の出典 「衛星ウサギテレビ 1 巻」衛藤ヒロユキ/スクウェア・エニックス
今回初めてスキャナで取った画像を使ったのですが、引用として認められる範囲だとは思いますがどうなんでしょう。それよりも「画像の出典」云々の書き方をカフェオレ・ライター:BL帯、漫画、ゲーム、ニュース、私生活などのレビューさんからパクったほうが問題かもしれません。