瀬戸の花嫁12巻 ルナちゃん出番激減

激減の理由はまたもや現れた新キャラ、北海道から来たシスター緒呆突丸子(オホーツクマルコ)のため。4話中1話にちょっと出たのみ。がんばれルナちゃん。瀬戸の花嫁12巻。

瀬戸の花嫁 12 (ガンガンWINGコミックス)

瀬戸の花嫁 12 (ガンガンWINGコミックス)

ガンガンWING連載。
コンスタントに新キャラが登場し、そのままレギュラーとなるのが特徴の瀬戸の花嫁。新キャラの特徴は燦ちゃん大好きって所。サーたんとカブってます。このキャラの存在意義が最初イマイチ分からなかったのですが、「燦ちゃん陵」の回では一緒になって永澄に攻撃をしかけます。元々燦ちゃんと夫婦となった永澄に対し、燦を溺愛する父・豪三郎が永澄をいたぶるというのがこの漫画の定番だったので、それにサーたんが加わり、丸ちゃんが加わりその路線を強化していくことになりました。そこら辺が新キャラ投入の狙いですかね。サーたんは明らかにそれ以上の存在感を見せてますし、今後の動向が気になります。それにしても永澄無残。燦ちゃん陵の流れは北斗の拳サウザーとの闘いのパロディで、磯中が突如世紀末の如き惨劇に見舞われる展開は腹を抱えました。「エロ師匠!!」とかやり過ぎw12巻はギャグ重視だったので自分的には満足です。番外編の「時をかける少女」、ああいうベタな話が大好きですね。
あ、あと巻の妹も初登場でした。巻と同じく乱暴モノ。巻が絡むとアクション一辺倒になるからあまり好きじゃないんですよね。
ブコメ、ギャグ、アクション、たまにエロ、あと任侠と、ごちゃ混ぜになっている漫画。この賑やかさがアニメではどう表されるでしょうか。ということで、テレビ東京では4月1日の日曜日の深夜からアニメが放送されます。待ちに待ったアニメ化、楽しみです。ぶっちゃけ不安も大きいですが、この漫画が広く知られるようになるのは事実でしょうし。
話が進んでも登場人物が増え続ける所が、何かうる星やつらと似てるなと感じました。うる星やつらも後半になってからでも竜之介や飛鳥、因幡さんなど重要なキャラが出続けます。コメディでキャラが増え続けるのって分かり辛くなって諸刃の剣のような気もしますが、後半から出たキャラもしっかり存在感があり話を盛り上げます。
話の展開としても、「ラムとその知り合いの宇宙人たちの行動に振り回されるあたるたち地球人」と、「燦とその知り合いの魚人達の行動に振り回される永澄たち人間」と、似通った面が見られます。そうは言っても、諸星あたるは振り回される以上に振り回す凄まじいエネルギーを持った男です。読んでいると主役はラムじゃなくてあたるだなとつくづく思います。ヤラレ役の永澄には無い存在感です。
漫画もアニメもうる星やつらくらいのヒットを目指してがんばってください。
瀬戸の花嫁 (漫画) - Wikipedia
うる星やつら - Wikipedia