- 作者: 幸村誠
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/02/23
- メディア: コミック
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イングランドを避けるためにウェールズを通って自分達デーン人の支配域まで目指すアシェラッド一行。その途中ウェールズの一国ブリケイニオグとの間で少し小競り合いが起こり、それを沈めるためアシェラッドはブリケイニオグの王にある「計画」を打ち明ける。
ここでアシェラッドの生い立ちが明らかになるのですが、それは後に物語の方向を大きく左右するほどのもので、かなりビックリしました。これから先物語がどこまで大きくなるか、楽しみです。
アシェラッドの「計画」が発覚したので今後物語の鍵となることが分かったクヌート王子ですが、過保護な部下に育てられたためか気弱な性格。「王者のツラじゃねェ」とか「目に力がない」とか「ガキめ」とか「ダッセェ」とかボロクソに言われます。このダメ王子をデンマーク王に仕立て上げることがアシェラッドの計画の重要な課題なのですが、果たしてどうなることやら。
ということで次巻からの展開の予測。
〜ヴィンランド・サガ、少女マンガ編〜
クヌート「私の命を救ってくれたのは、ぶっきらぼうだけど何故か気になるアイツ」
アシェラッド「お前を王にしてやる」
クヌート「わ、私が王ですって?」
クヌート「どうしてあんなヤツのことが気になるの?」
クヌート「アタシいま・・・ドキドキしてるの・・・あんなにも悪い人がいるなんて・・・」