ヨイコノミライ 3

ぺんぎん書房の倒産で、ヨイコノミライ!の続きどころかきづきあきら先生の漫画家生命すら危うくなったのですが、色々な出版社がきづき先生に仕事を持ちかけ、先生は漫画家を続けることになりました。
読み切りやイラストを色々な雑誌で描き、コミックガムでは「メイド諸君」が連載スタート。コミックSEEDも双葉社で復刊。ヨイコノミライが連載されるのではないかと期待しましたが、読み切りを1回描いただけでした。
そんな中、きづきあきら先生が自身のブログヨイコ復刊を発表!最終話までを描きおろしで完結させることとなりました。
最終話までの加筆分が、本当に良かったです。限られたページ数で完結することになり、正直言って納得できる結果になるのか不安でしたが、納得どころか想像以上でした。漫研部員たちが皆必ずしも良い方向に向かって歩き出したわけでないし、今後どうなるか判らないキャラもいましたが、それらは読んでいる人がそれぞれ考えるべきなのだと思います。
「漫画」が終わっても「キャラクターのその後」があると考えるのは、僕にとってこの漫画が特別だったということだと思います。
きづきあきら先生はその後もガンガンパワードで「メガネ×パルフェ」、アワーズライトで「いちごの学校」を連載中。メイドとか白衣メガネとかきづき先生の趣味丸出しのテーマを夫のサトウナンキ先生と一緒に作っていくかと思うと、なんかいいです。なんて言うか作者萌え。サトウ先生もきづき先生に「オタクだと思って結婚したのに。漫画を描かないんだったら離婚する」と言うなど、色々ある意味凄い人みたいで、2人の今後に注目です。(とらのあなのインタビュー参考)

あと関係ないですけど、雑誌休刊を繰り返す双葉社がコミックSEEDを復刊させるってなんだか皮肉です。コミックSEEDが再び無くならないことを祈ります

ヨイコノミライ完全版 1 (IKKI COMICS)

ヨイコノミライ完全版 1 (IKKI COMICS)

表紙にもポストカードにも現れなかった井之上部長・・・


明日もしつこくヨイコについて書きます。