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無題っつうか前フリっていうか「ちゃんと更新するからみんな見放さないでね」っつうか

良いスポーツ漫画の条件の1つに「説得力」があると思います。
このチームが強い・この選手が強い・このシュートが速い・AがBしたからCが勝った・・・のように、描かれるシーンが「何故そうなったのか」ということを読者にスンナリと受け入れさせるために、説得力が必要になります。



分かりにくいんで、例え。
例えば野球漫画で、「バッターが打てないストレート」を表現しようとします。

まず、スピード。「150キロ」などの数字が出れば、実際の野球などと比べることで、いかに速い球か分かります。非常に使い勝手が良い説明方法ですが、使い古されていることと、野球に詳しくない人には伝わりにくい欠点もあります。

その次に、絵。ダイナミックな構図、スピード線などの演出、効果音、場合によっては物理法則をも無視するようなケレン味溢れる絵にするのもいいでしょう。割と大事なのは、いかにも速い球を投げそうな躍動感のあるピッチングフォームで、これが上手い漫画は自分が見てきた中では「ストッパー毒島」(ハロルド作石先生)が一番です。あくまで自分が見た範囲で。

あとは、登場人物の精神描写。球を投げるピッチャーの気迫・受けるキャッチャーの衝撃・バッターの絶望感なんかがあればもう「打てないんだこの球は」ってのが伝わります。登場人物がただ「速い」だの「玉が逃げる」だの口にしても淡白になりますが、様々な要素を作中で組み合わせることでよりその場面に臨場感が宿るのです。

以上、ここまでエンジェルボイスレビューの前フリ。次回、「エンジェルボイスでは主人公たちが強くなることがすでに提示されている。では「強くなる」ことに説得力を持たせるためにどういった工夫がされているのか」って感じの視点で語りたいと思います。

・・・いつまでも「書いてはボツ」を繰り返してたらラチがあかないのでここで「書く」と表明しておきます。何もなく突然ワールドエンブリオの感想が書かれていたら察してください。