言い訳完了ってわけで、別フレ版となりの801ちゃん感想。
となりの801ちゃん ~腐女子的 高校生活~(1) (KCデラックス 別冊フレンド)
- 作者: 仁,小島アジコ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/03/13
- メディア: コミック
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原作者の方には申し訳ないけど、原作より面白かったです。腹抱えて笑いました。
無印801ちゃんに感じた「俺の彼女って可愛いでしょオーラ」。これが気になったというか、ムカついたというか。まぁ独り者の勝手な僻みなのですが。それが、違う作者・違う設定になったことで無くなったってのが個人的に大きいです。
801大好き少女がある日出会った素敵な男性と恋をするため奮闘するんだけど、それはそれ、801は801で中身は相変わらずですっ感じの話。オタネタをふんだんに盛り込んだ学園ラブコメ?で、チベくんとかは出てきません。
コメディにはスピードとネタの分量が必要なんだと感じました。原作・別フレ版共に、ギャグ面で重要なのはパロディ。ネタのキレ的には原作の方が上かもだけど、別フレ版はネタの数でガンガン攻めてきます。こういっちゃ何だけど、ネットでの漫画には無い商業誌の漫画の「型にはまった面白さ」が上手く出てると思いました。原作云々関係ナシにしても、オタ系パロの連打で押す系統の漫画が好きな人なら結構楽しめる漫画だと思います。これが別フレ読者にどう移るのかは自分には全く分かりませんが。
帯の小島アジコ先生のコメント、『俺を、踏み台にした…!?(笑い)』。まさに、原案を上手く踏み台にしていい感じに軽い楽しいコメディ漫画に仕上がっていると思います。