風雲児たちワイド版全20巻と幕末編11巻までに寄せられたコメントをまとめ、風雲児たちを愛する人々の言葉に接して未読の人にも興味をもってもらいたいと思います。僕が持っている単行本のオビを見て書いているので、オビがないままや古本で買っている巻は不明です。持っている方から情報をいただけると幸いです。
■ワイド版 1巻
僕が持っている第三刷には「手塚治虫文化賞特別賞受賞」の文字が。コメントは元々なかったのでしょうか。
■2巻
すいませんオビありません。早くもグダグダの予感。
■3巻 ラサール石井氏、絶賛!! (タレント)
受験生必見!!
この作品には独自の歴史観がある。
マーカー片手に読め!
ラサール石井 - Wikipedia
ラサール氏が田沼意次について語ったエピソードは何巻のギャグ注にあっただろうか。
■4巻 平田弘史氏、激賞!! (漫画家)
なにより歴史を知りたい人には
これ以上便利な入門書は他にないでしょう!
風雲児たちの題字を書かれているのも平田先生です。
平田弘史 - Wikipedia
■5巻
オビ持ってません・・・
■6巻 夏目房之介氏、絶賛!! (マンガ・コラムニスト)
いいから読めッ!!
面白いんだから、みなもと日本史は・・・。
夏目房之介の「で?」:ITmedia オルタナティブ・ブログ
夏目房之介 - Wikipedia
■7巻
オビないです・・・
■8巻 三谷博氏、絶賛!! (東京大学大学院教授 日本史専攻)
歴史の研究はこの漫画と
競えるかっ、と言いたくなる
■9巻 米澤嘉博氏、絶賛!! (漫画評論家)
そこそこそこ!
歴史のツボが気持ちいい!!
漫画評論家としてはもちろん、コミックマーケットの代表として有名であり、みなもと先生との親交のあった米澤氏。僕はコミケに行ったことがないのですが、この漫画を通して漫画評論家としての米澤氏の行跡の一部に触れることが出来ました。そんな身で言うのはおこがましいですが、ご冥福をお祈りします。
米澤嘉博 - Wikipedia
■10巻 藤本由香里氏、絶賛!! (編集者、評論家、作家)(Wikipediaより)
なにより作者が歴史が好きで、
ギャグが好きで、漫画が好き、
それが伝わってくる。
週刊文春12月26日号[COMICS’TRIP]より。恐らく平成14年に発行されたものだと思います。
藤本由香里 - Wikipedia
■11巻 田中芳樹氏、激賞!! (作家)
英雄、豪傑、天才、偉人
みんなまとめて酒のサカナだ
■12巻 平山亨氏、絶賛!! (元東映プロデューサー)
同じ時代劇でも
みなもと太郎の脳を通してくると
ホントに面白くなる・・・鬼才だ!
■13巻
オビ持ってません。
■14巻 泉谷しげる氏、絶賛!! (歌手)
歴史モノをやると普通どっか力入るモンだが
彼は普段着で大作にしちまゥとは〜
なんて奴だ!凄!
■15巻
オビ持ってません。
■16巻 松尾貴史氏、絶賛!! (俳優・タレント)
日本史がニガ手な私にとって
居酒屋で使える歴史ネタを学ぶ手段は
この作品以外にない!
■17巻
オビ持ってません。
■18巻 三木宮彦氏、絶賛!! (映画評論家)
歴史、こんなにオモロてええん?
フツーの本なら「蛮社の獄」だけなのに、それで日本が
どんな損失をしたかまでキチンと描いてある。
「歴史に学ぶ」とはそういうことだ。
■19巻 アニメ界一のマンガ読み、倉田英之氏激賞!! (脚本家)
このマンガ、日本史の教科書にするべきです。
そうすれば日本は変わります。絶対。
アニメ界一のマンガ読みという言葉伊達でなく、とらのあなでも漫道というコーナーを持っています。チャンピオンREDのコラムに関してはノーコメント。
http://www.toranoana.jp/webdayo/mando/mando.html
倉田英之 - Wikipedia
■20巻 呉智英氏、絶賛!! (思想家、評論家)
どんな歴史書より面白い。
どんな歴史書よりよくわかる。
江戸時代を四半世紀にかけて走り続けた男―
それが、みなもと太郎だ!
呉氏の著作「マンガ狂につける薬」にも、風雲児たちの評が載っています。
呉智英 - Wikipedia
以上無印風雲児たち全20巻。まだまだいくよ〜
■幕末編 1巻 三谷幸喜氏、激賞!! (脚本家)
これほど「歴史」を
エンターテイメントとして
昇華させた作品を僕は知らない。
■2巻 辻真先氏、激賞!! (作家)
マンガらしからぬ土俵で
マンガが横綱相撲をとる痛快さを
見てほしい。これぞマンガである。
中日新聞「読書かいわい」より。
辻真先 - Wikipedia
■3巻 庵野秀明氏、絶賛!! (アニメ・映画監督)
「ホモホモ7」からファンだった。
「風雲児たち」を読めた僕は
ホントに運の良い男だ!
■4巻
オビ持ってません。
■5巻 糸井重里氏、絶賛!! (コピーライター)
国が滅びても、そこにいる人間は滅びるもんじゃない。
歴史は、たしかにそう動いてきた。
『風雲児たち』という大長編マンガで、みなもとさんが描いた
日本人たちは、悲しみや苦しみも背負っていたかもしれないけれど、
なかなかしぶといんです。
このしぶとさが、いままた必要なときだと思うなぁ。
■6巻 荒俣宏氏、激賞!! (作家)
■7巻
■8巻
オビ持ってません。
これぞ日本のみなもと、漫画のみなもと!
カッコ悪さがいい男たちと それを支えたいい女たちの、
見習いたい生きざまと小ネタがいっぱい。
この人については、小島アジコ先生のウェブ漫画サイト、OrangeStarComicsにてかなりの酷評がされています。何だかおっかないのでリンクはしません。気になる人は「OrangeStarComics」もしくは「PLUTO2巻のあとがき?の手塚眞があまりにも酷い件について」でググってみてください。ほんとうに!酷いんですよ!!(力説)
手塚眞 - Wikipedia
■10巻 平岡正明氏、激賞!! (ジャズ評論家)
安政大地震が終わって、幕末血風録へ。
やだやだ、お江戸が負けちゃうんだなあ・・・
やい江戸っ子、お江戸を焼き払って
なぜ薩長と市街戦やらねえんだ。
権力者はもがき、哲学者は悩む。
すべてがギャグの中にある。
この漫画から歴史物に入れた私は
なんと幸運だったのだろう。
以上です。これで未読の方に少しでも興味を持っていただければ。
オビがない単行本に関しては、今後なるべく自分で調べるつもりですが、知っている方がいればコメントやトラバで教えていただけたら幸いです。