- 作者: 山口正人
- 出版社/メーカー: 日本文芸社
- 発売日: 2007/06/19
- メディア: コミック
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この記事を読んだ瞬間買うことを決めました。
23:00 - 情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明
これ読んでほしいと思った人はまず買って損はしません。
任侠も突き詰めればここまで馬鹿になるのでしょうか。変態任侠が炸裂してます。
突如火山噴火・大地震・地割れ・日本沈没へのカウントダウンってのに任侠馬鹿の主人公大紋寺竜伍はこんな状況にもかかわらず復讐で頭が一杯。「妻と子供を殺された復讐にかつての仲間を狙う」ってのはチャンピオンのダイモンズと同じ構図のはずなんですが、なんでこうも印象が違うのか。
ツッコミ所だらけなのに引き込ませる、圧倒的な破壊力。ゴラクはあまり読まない雑誌ですがこういう奇想天外な作品があるって事は見逃せない存在です。
この作品の中のヤクザは欧米人にとってのニンジャ以上のファンタジー世界の住人です。その気になったら、空も飛びます。オズの魔法使い方式で。
恐ろしいことに、2巻以降はもっと凄そうです。