なみえ先生が相変わらずで安心しました。
グレースタイル 【大変だ！ なみえが来たぞ】新連載、マコちゃんのリップクリーム
不遇の漂流作家が今度こそ定着することは出来るのか？シリウスの色に合わない作風で人気を得ることが出来るのか？
出来る、出来るのだ(ry
なみえ先生、今度こそがんばってくれ。
今月号のシリウスは創刊２周年ということでギャグ漫画を詰め合わせた別冊ふろくがついていました。豪華な作家陣だったのですが、中でも渡辺航先生が特に良かったです。ファンとしてのひいき目があるでしょうけども。
■まじもじるるも
胡散臭い魔術書に冗談半分で願い事を頼んだ主人公。それがあっさり叶い、後日魔女っ娘「るるも」が代償として命を奪いにやってきます。
ベタな設定ですが、主人公「しばらく君」が願ったものは「女子のパンツ」。しかもそのパンツはるるものパンツでした。目の前の女の子がリアルパンツはいてないと知り、自分の生命の危機そっちのけで何とかスカートの中を覗こうと奮闘するしばらく君。
渡辺航先生らしい、手堅いコメディとその中で光る女の子の可愛さ。現在連載に向けて奮闘なさっているようですが、るるも読んで更に好きになったので楽しみに待ってます。
他に良かったのは東村アキコ先生。グレースタイルさんとカブってますが、実際この２つが良かったと思います。「ひまわりっ 健一レジェンド(モーニング連載)」の健一が登場。モーニング誌上での「健一と娘」のやりとりは、健一が九州男児で僕も九州男児のため実際に実父と姉のやりとりを見ているようでいたたまれなくなるのですが、「健一と親戚の子」という組み合わせはそういういたたまれなさを感じませんでした。苦手な要素がなくなって、今まで敬遠してたのが嘘みたいに楽しく読めました。健一のキャラクターってこんなに面白かったのか。「マンゴーはうるし科なんですよッ」といった怒涛の暴走、悪気はないんだけどなぁ。
健一と娘のやりとりに対するいたたまれなさって、「九州男児を斜めに見る九州男児」なら分かってくれると思います。どんだけ少数なんでしょうかこの人種は。
カラスヤサトシ先生の安定感、安心感は抜群。出版社にとってありがたい作家さんだと思います。
