闘え!ハンラ・ウーマン 学園黙示録HIGH SCHOOL OF THE DEAD 

ドラゴンエイジ連載。
この漫画を読んだのは7話からでした。街に化け物が群がっている緊張感が面白いと感じたのですが、その緊張感を失わせる何故か裸エプロン+Tバックの女。

そうだね、冴子さんだね。
すいません、そんな格好で凄まれてもなんか萎えてしまいます。銃を構えた男2人の後ろに君臨するハンラ・ウーマン。戦車っぽい四駆の上で仁王立ちするハンラ・ウーマン。マブラヴ(エロゲー)の乳丸出しのパイロットスーツを見た時に似た、自分のストライクゾーンを外しまくったエロスを見てしまった時のやるせなさ。先輩、何故そんな格好で堂々としているのか。でも毒島先輩のエロは結構評判いいみたいで、これはただ単に自分のエロ守備範囲から外れてるってだけですね。垂れ気味の乳とかどうも苦手。
「エロと恐怖は直結する」と言っていたのは酢めし疑獄のオニムラでした。服を着ているときにも前面に出る女性達の禍々しいまでのエロさが化け物に囲まれている恐怖を盛り上げていると思います。禍々しいと感じるのは極少数でしょうが、個人的にアレをエロとしては楽しめないです。
先輩がこの様なアホな格好をしている理由はきっとこれまでの連載分を読めば分かるはず。先日発売した2巻まで読んで、理由を知ることができました。それによると・・・服が洗濯中だかららしいです。なるほど、洗濯してたのか、それなら納得出来るか!いくら血にまみれた服が気持ち悪いからって、わざわざ半裸になってまで服洗うか?年頃の男2人もいるんだぞ?お前の羞恥心は電影少女並みか。〈奴ら〉化する前の男の介錯をした、あのかっこ良かった毒島先輩はただの露出狂だったのですか?作風や絵柄、雑誌の色からいきなりエロシーンが挿入されるのはごく普通のことかもしれないのですが、ちょっと唐突過ぎる気も。何でエロを挟んだのか少し気になりました。ただの読者サービスなのでしょうか。
2巻の前のシーンで、幼なじみの麗が暴漢に襲われ、主人公の孝は結果としてその暴漢を死に追いやります。状況からしてしょうがないと言えなくも無いですが、今まで普通の高校生だったのにも関わらずに凶暴な行動に出たのは印象的でした。登場人物たちはそれぞれが今までの常識が通用しない、無意味になっていることをそれぞれ認識し、それぞれが今までとは違う行動を取るようになりました。暴漢も元は真面目な青年だったのかもしれません。
毒島先輩が元々性に無頓着なだけかもしれませんが、こんな状況になってしまったから開放的になってしまったのかもしれません。しかし毒島先輩は今が異常事態の中にいることを自覚したほうがいいかもしれません。災害時など荒廃した状況では、例え信頼の置ける男でもすぐに暴漢となることが非常に多いわけでして。そこら辺は「彼女を守る51の方法」(コミックバンチ)を参考に。
もしかしたら誘っているのかもしれませんが、「評価すべき男」共は年頃の女の子より幼女にご執心のようです。