これがナデガタの失敗エロブログ道。

“お風呂でバッタリ”は体験したかい?みなみけin露天風呂 - 漫画(ry跡地が、今までにない反響があってびっくりしています。紹介してくれたニュースサイトの皆さん、ありがとうございました。
反響の要因を自分なりに考えたのですが、やはりエロではなかろうかと。「みなみけ」「お風呂でばったり」というシチュエーションロマンが多くの人を引きつけることが出来たのかと。今まで「エロはチャンピオン以外の少年誌基準」という朝目新聞さんのBBSのようなエロに関する自分ルールをこっそりと採用していたのですが(例外)、これからは徐々に解禁していきます。http://www2.plala.or.jp/vaio/L&M/LOGIC&MATRIX/さんによれば、某大手サイトもみなみけいちご100%姉DVDで一発当てたらしいです。当時はネットをしていなかったので知らなかったのですが。つまりはエロこそが大手サイトへの階段だ!(勘違いってことは自覚してますよ、ええ。)
ということで、「漫画は1日3〜4時間エロ化計画」第一弾!

やっぱり心の旅だよ

やっぱり心の旅だよ

エロでコレは見事に外している気がしてなりません。少なくともみなみけで来てくれた人が求めるエロがコレにあるのか。
福満しげゆき先生のエロ。と言っても成年指定はついていません。期待していた通り作者の個性がにじみ出た漫画になっているのですが、それがエロ漫画では失敗の理由となったそうです。エロって難しい。
福満先生と描くムッチリとした絵柄の女の子が可愛いです。胸やパンツや表情が非常に淫靡で、それと対照的に男の描写はおざなりな感じがしました。そのおざなりさが「強い女の子と弱い男」という構図にマッチして良かったです。
裸やエッチシーンなどの直接的なエロというよりも、マニアックな状況によるエロが感じられました。僕の小規模な失敗にも感じた、福満先生の「性器を舐める」という行為に対する執着。このエロさは、AVを見るときの様な「性欲の発散のためのエロ」というよりも、少年誌に求めるエロというか、一種の憧れのようなものだと思います。ここら辺を上手く説明できませんが、「ヌくためのエロ・ヌくことを目的としないエロ」とすればこの漫画は後者だと思います。僕が漫画に求めるエロは後者なので、この作品の雰囲気はとても楽しめました。「パンツが見えたくらいで達することはないけど、それでも男はパンチラを求める」感じ。何だか書いてて混乱してきたし、墓穴を掘っている気がしてなりません。
一番好きな話は「透視!!超能力青年Zと物体X」という話。街中で下着姿で歩く女性を見つける所から始まる不条理な展開の話ですが、主人公の青年の神経質な所が非常にコミカルで楽しかったです。
右も左も分からない様に見える女の子にエッチしようとする老人から女の子を助ける主人公。老人が倒れ、「これでゆっくりなめられる」と性器を舐めようとした主人公だが、老人が舐めたあとは嫌だとわざわざ水で洗い流す。いざ舐めようとすれば「これでは自分が老人と同じではないか」と悩む。エッチした後「女性にかけるのは失礼」と外に射精するのだが、「DNA鑑定されたらどうしよう」とそれを拭き取る。主人公の男は一貫して小心で、その情けなさに自分は親近感を感じ、とてもおかしかったです。
主人公のヘタレ具合が作品の味となっているのですが、これは「ヌくためのエロ」にとっては余分な要素かもしれません。だからエロ漫画で定着しなかったのでしょうか。漫画としての面白さが時にエロ漫画で評価されないとしたら、最近成人漫画雑誌で連載を始めた八神健先生が不安でなりません。先生の丁寧なストーリー展開を見せる漫画は好きだし、エロコメを必要とする漫画雑誌はいくらでもありそうなのに何故今成年雑誌なのでしょうか。まだ未読なので分かりませんが。
エロに走ることが出来なかった気がするし、何か大事なものを失った気もする今日の更新。リアル知人に更にこのブログの存在を教えることが出来なくなりました。
ポトチャリポラパさんのレビュー
gekka blogさんのレビュー
即物的というよりはまったく観念的エロスと、僕が言いたくて上手く言葉に出来なかったものをきれいにまとめてあります。見習いたいものです。
マンガがあればいーのだ。 ジャンプ作家がエロ漫画・・・儚いね、イケてるね!
八神先生のエロ漫画デビューについて。ナマイキッ!て雑誌本屋を巡ってもどこにもないのですが、エロ漫画雑誌的にどの様な位置にある雑誌なのか誰か教えていただきたいです。