たまには雑誌で読む①ドラゴンエイジ

漫画はほとんど単行本で買うので雑誌はほとんど買いません。好きな作品はどうせ単行本も買うし、雑誌に掲載されている好きではない漫画にお金を払うのがもったいないからです。最近アワーズを定期購読することにして、あとはたまにチャンピオンとガンガンを買うくらいです。
買わない雑誌はすべて立ち読みで済ませてしまっていますが、包装をしてあるので立ち読みでは毎月読めない雑誌もあります。読めない雑誌は購読しようかと最近考えています。立ち読み推奨派として立ち読みできない雑誌を買うことは納得いかないところですが、そこら辺は置いといて。
ということで、今月は雑誌強化月刊として、ドラゴンエイジチャンピオンRED電撃大王少年エースを買って感想を書こうと思います。まずは一発目、ドラゴンエイジから。
月刊ドラゴンエイジ 2007年3月号 富士見書房
おたくの娘さん すたひろ:まず今回の話のタイトルで吹きました。機械オンチ、お節介焼き、フケ顔と、管理人さんの魅力に溢れる回でした。叶の母=望先輩がこの先どう絡んでいくのか注目です。
■かりん 影崎由那:重い。かりんの精一杯の思いやりがすれ違っている様が重くてしょうがなかったです。昼の生活との別れ。友人とも会えなくなり、なにより自分が姉を支えることが出来なくなる不安。一番淋しい思いをした杏樹の血の嗜好が「淋しさ」というのが皮肉です。かりんに「おめでとう」と言われた時の杏樹の感情を噛み締めるような表情、かりんの前では見せなかった涙。ひとりぼっちになってしまったかりんの後姿。後半の1コマ1コマがズシリと重くのしかかってきます。気楽に楽しめる印象のドラゴンエイジ連載陣ですが、この作品は1つ抜けていると思います。素晴らしかったと言ったら変ですが、これがある限りはドラゴンエイジを読むことは止められません。
仮面のメイドガイ 赤衣丸歩郎:こちらは毎回気楽に楽しむことが出来る良作です。今回特に笑えたのは話がいつもより良かったのか家でじっくり読んだからなのか。「ミニスカ姿が見たいがために謀反」というバカな展開。確かに絶対領域は素晴らしいものですがメイドさんにはロングスカートでいて欲しいです。
ロリコンフェニックス:このサイトを検索で調べて見てくれる人はかなりの少数派なのですが、最近の1位はロリコンフェニックスでした。1日10人ちょっとですが。特に中身に触れずΣ無駄使いさんにツッコミを入れただけ(参考)なのですが。しかしこの漫画はやっぱり面白いです。今回の話は、BL団が少女服専門店を開くというもの。もうその時点で面白いことになりそうな。ツッコミどころ満載の面々に的確なツッコミを入れる美少女アオイ君(♂)はできる子だと思いました。
■いいなり!あいぶれーしょん 中嶋ちずな:もしも僕がアオイ君なら、的確なツッコミが出来ただろうな・・・かりんの余韻をブチ壊してくれました。これだから雑誌で読むのは苦手です。大爆笑しましたが。この漫画の要素をバカ+際どいエロと認識してましたが、バカオンリーでした。登場人物全員がおしっこおしっこ言ってる漫画。雫石のおもらしが百歩譲ってエロいとしても、校庭で野郎共がおっしこを垂れ流すのは一体何を狙っているのか理解できません。かなりのパウダースノーです。
■レイモンド 田丸浩史:未来から来た〜型ロボットという設定や、タイトルのロゴに許可は取ってるんでしょうか。ちなみに〜の部分に入るのは黒人海兵なのですが。3月1日に1巻が発売とのことで、とても楽しみです。毎月少ししか読めない+たまに立ち読みできないので、単行本で一気に読むと面白さ倍増ですよ。「バリヤー」などのやりとりが小学生らしくておかしかったです。バリヤーなんてひさしぶりにきいたわ。
レイモンドで検索したらかなり詳しく紹介しているサイトがありました。ヘイルトゥ一休さんっ!! - 楽天ブログ

ここまでの漫画は元々好きな漫画で単行本が出たらどうせ買います。他の漫画で面白い漫画がどれだけあるかが自分の中の定期購買の基準になります。
今回始めて読む漫画ばかりなのでストーリーに関してはなんとも言えません。
■おまもりひまわり 的良みらん:ハーレム漫画。女の子は可愛いしテンポはいいしで結構面白かったです。「メイド服+ネコしっぽでガーターベルトが見える」ってのがツボ。しっかりとしたあざとさが良い漫画でした。
■学園黙示録 HIGH SCHOOL OF DEAD 原作:佐藤大輔 作画:佐藤シュウジ:ストーリーの内容は分からなかったけれど、ゾンビ?との攻防が緊張感があり良かったです。ゾンビ?との駆け引きはBMネクタールに通じる面白さがあります。大分裸の多い漫画ですが、アバラがキッチリ描かれているような絵柄は個人的には好きじゃありませんでした。ここら辺は個人的な趣味ですが。それはエロ方向の話で、アクション面や塀を渡るシーンは好印象です。今月号から読み始めて最大の疑問が、毒島先輩は何で服を着ないの?
今月号の特別付録として、女の子の温泉での一幕を集めた小冊子がありました。これがまたエロい。16個の絵がそれぞれエロくて良いオマケでした。他を食うほどの圧倒的な存在感を見せたのがいいなり!あいぶれーしょんの中嶋ちづな先生。これだけのために今月のエイジを買ってもいいんじゃないでしょうか。(恐いもの見たさで)耐性のない人が見たら卒倒するかもしれません。
かりんの温泉シーンは、本編の重さから素直に楽しめませんでした。

あと「つばめしんどろ−む」「闇に恋したひつじちゃん」「砂糖菓子は弾丸を撃ちぬけない」などが印象に残りました。今月だけ読んでも分からないので、今までの話をどこかで読もうと思います。


全体的に萌え漫画が多かったですが、田丸浩史先生やおしっこがアクセントになっていて色々楽しめました。




画像引用 ドラゴンエイジ2007年3月号 富士見書房