- 作者: 石川雅之
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/12
- メディア: コミック
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ゴスロリ娘登場の引きで終わった3巻。4巻ではその正体が明かされますが、まさか結城蛍だったとは。
主人公の幼馴染の蛍。女顔を指摘されると怒る蛍。いきなり休学してそのままランチさんみたいに出番が無いと思われた蛍。
あからさまなラブコメ要因かと思われたゴスロリ娘が男だったなんて…ぜんぜん気がつかなくて正体明かした回のイブニング読んで卒倒しそうになりました。
蛍は沢木のことが好きだった?女装は嫌い?あぁ意味わかんねぇ。
自分の読解力の無さを実感しつつも、その方が漫画は楽しめるから良いと思います。ゴスロリ娘=蛍と早いうちから気付いた人もいるようですが、気付かなかった僕は勝ち組。
思えば沖縄で蛍そっくりの女の子を出したことで、読者が蛍を愛でることに抵抗をなくすという意図があったのかもしれません。漫画界に席巻する「可愛い男の子萌」「女装男子萌」ブームの恐ろしさ。もやしもんもまたそれを見事に見せつけてくれました。
石川雅之先生の男の子の可愛さを語る上で欠かせないのが「カタリベ」
- 作者: 石川雅之
- 出版社/メーカー: リイド社
- 発売日: 2006/03/01
- メディア: コミック
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他には長谷川さん。菌が見えなくなった沢木に対する空気読めないっぷり。樹教授に小娘って言われる始末。更には「仲直りの仕方って分からない」と沢木に抱きついちゃう長谷川さん。しおらしい所を見せつつ、「謝る」じゃなくて「仲直り」っていう高飛車は健在。そして最後には沢木を臆病者呼ばわり。素晴らしい女王様っぷり。
蛍にスポットライトが当たった感がある4巻であるからこそ、もやしもんのヒロインは長谷川遥であると主張したいと思います。手をつないでデートをしたい女NO.1です。
イブニングではキモい許婚に迫られる長谷川さん。これからどうなるのでしょうか。
UFO研の話が、いかにもやしもんが自由なストーリ展開をするかという象徴的な話になったと思います。おじいちゃん恐すぎ。
毎度おなじみ次巻予告。それにしてもこの作者、ノリノリである。魅力的な女の子が多いもやしもんの中に女装っ子まで乱入で、沢木のカゲは更に薄くなっていきます。