今更ながら「このマンガがすごい!」2006版を古本屋で買いました。2006と言っても発売されたのは去年の暮れです。
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2005/12/01
- メディア: 単行本
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ジャンプで紹介されていたのは「べしゃり暮らし」。「この手のジャンルを(ジャンプ)の読者が受け入れるかどうか、という点にも注目」と書いてありましたが、受け入れませんでした。打ち切り→おそらく他誌で連載。
マガジンで紹介されていたのは「ぼくらの戦国白球伝」。神TO戦国生徒会となんとなくタイトルがカブります。戦国時代にタイムスリップした高校球児が、織田信長などの歴史上の人物たちと野球をするギャグ漫画です。信長の妹がチアガールの格好したり雑誌の都合でページ減らされたりして結局打ち切り。
そしてチャンピオンで紹介されたのが「フットブルース」というサッカー漫画。
- 作者: 能田達規
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2006/01/10
- メディア: コミック
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野球が盛んな島で育った双子の兄弟が、転校生の勧めで初めてサッカーの試合を観戦し、心を奪われます。サッカー選手を志しますが、野球バカの父親が反発。親に隠れて隣町の人間とフットサルを始めます。
フットサル大会に出場したところまでは描かれたのですが、あえなく打ち切り。小学校からプロになるまでを描くサッカー版「MAJOR」のような大作になることを期待したのですが・・残念です。チャンピオンには珍しい正統派な少年漫画だと思ったんですが、それが逆にチャンピオンでは浮いたのでしょうか?何年もチャンピオンで書いていた作者なので、それはないと思いますが・・・
連載はけっこう回数を重ねてたのですが、1巻しか出さないのが秋田書店流です。2巻を出さないつもりなら、私は秋田書店を訴える!
チャンピオンではなく、もっと評価される所に移籍して欲しいと思ってましたが、作者は今シリウスで書いているみたいです。またそんな濃い所を・・・
オレンジについてはまた詳しく書きたいです。
つまりは「このマンガがすごい!」に紹介された少年誌の3つの連載が打ち切られたということです。宝島社は打ち切られそうな漫画をチョイスしたとしか思えません。すごい確率です。
ちなみに4大少年誌のひとつ、サンデーで紹介されていたのは「絶対可憐チルドレン」。「前回2作品みたいにまた打ち切られるんだろ」という宝島社の意図が見えているようですが、こちらは今ではサンデーの看板のひとつと言っていいでしょう。
あと、成年漫画(つまりはエロ)も少し紹介していたのですが、ロリ系ばかりだったのは書いた人のただの趣味なのでしょうか?時代の病なのでしょうか?